アイドル部！２ (ページ20)

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小「てかさ、顔が分からないんだったら探しようなくない？運命の王子様」

唯奈は言うと澪は急いで口の前に指を持って行って

原「しぃーそれは言っちゃだめだよ」

小「あ、そっか悪い悪い～」

青「思ってない顔だね」

小「バレますた？」

原「あんたがそんな言葉つかんだな」

小「まぁね～でもいっぱいいんだね～」

原「ホントにこの劇場に出てた松竹芸能の芸人さんいっぱいいるな......あ！安田大サーカスに

おぉ！ますだおかだによゐこもでてたのか！」

青「へー色んな有名な芸人さんがでとったんだね」

小「あ、ここに若手注目株って書いてある、えーっと若手の中で一番の笑いを取り

若手ながら初単独ツアーも満員になった松竹芸能の有望なお笑い芸人の、えっWW

見てよこのコンビ名、ださっ」

私は未だにしょぼくれていてソファに顔をうずめてイヤホンをして爆音で音楽を聞いていたから

その時の会話を聞いていなかったし聞こえなかった

だから近くで話していたそのコンビ名と2人の名前を知るのは大分後のことだった

青「え笑、何々？」

原「そんなダサく無くない？てかこっちの人かっこよくない？」

小「あ〜分かる、なんか目がぱっちりしててね、整っててかっこいい！こっちの人はう～ん(笑)

まあまあだね」

青「確かにそうだね、私もこっちの方が好き！でもこっちA好きそうな顔してるけどなぁ」

小「えーこんなの好きだったらアイツの目おかしいよ、絶対こっちの方がイケメンだし王子様って

感じがするもん」

原「どうだろうねぇ、でもこの２人のどちらがAにとっての運命の王子様だったら面白いね」

小「で、結ばれるってこと？」

原「分かんないけど結ばれたらいいよね」

青「面白いからってことでしょ(笑)」

原「あら？バレた(笑)」

小「澪って案外腹黒っていうか性悪って言うか、まぁ確かに面白いけどね」

三人は私の横になっている姿を見ながら悪口を言っていた

唯奈は【通天閣劇場芸人】と検索して画像を出して見ていた

そこには今まで出ていた芸人たちがいて３人が話していた芸人の名前は確かに

ダサいといえばダサいが他の人から見るとかっこよく見えるような名前をしていたコンビ名だった

【若手の中で一番の笑いを取り、若手ながら初単独ツアーも満員になった

松竹芸能の有望な関西出身お笑い芸人

さらば青春の光の森田哲矢さんと東口宜孝さん】