アイドル部！２ (ページ14)

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原「ちょっと待ってよA、なんかAだけいい色選んでない？」

青「そうよ、ここの二人は良く分かってもないし私にいたってはその色の名前すら知らないのに」

「そんなん言うんならこのサイトで見てみいや

私はみんなに合いそうな色をこっからしっかり探したんやから」

私のスマホをぶんどって自分の言われた色を検索してみると二人は

私にスマホを返していい色じゃないと言って納得してくれた

「いい色だったやろ～」

青「うん、いい色だった」

原「綺麗だった」

「だから言うたやん！私はみんなのイメージに合わせて色を決めてたんやから」

そんなやり取りに参加せずに加奈はずっと私たちがどこを歌うか歌割をしてくれている

その姿を見てみんな各々の役割を全うした

優はジャケ写の制作やTシャツのデザインを改めてやり直したり

芽以と澪はCDの値段設定や経費やその他もろもろをやっていて唯奈はPVを考えていた

私は何をすればいいんだろうとずっと考えていた、でも私が何やればいいのかわからない

かと言って何もしないわけにもいかないからずっと考えていた

その時に頭に文字が浮かんでひらめいて勢いよく立ち上がった

すると椅子が勢いに驚いたかのようにガッターンと大きな音をたてながら倒れた

「せや！」

青「なに？やっと集中してきたのに」

藪「そこまで集中してないでしょ」

青「バレてた？」

原「どうしたのりんか」

「CDとか作るんやったらさ！うちらの写真とかさサインとか入れようや」

小「そうだね、いいかもしれないそれでどんなグループか分かるかもしれないしね」

伏「じゃあそれも各自考えてくることでそろそろ帰ろうか、下校時刻も近いから」

その加奈の一言で私たちは解散した

次の日は各自の歌割の結果やTシャツのデザインがなんとなく決まったため

まだ役割が終わっていない組は考えそれ以外の私を含め加奈と優の三人はずっと議題だったこの部室

の掃除を始めたのだが加奈以外の私や優は片付けが苦手だったためかなりの時間がかかったけど

何だったら最後の方は加奈一人でやっていた

伏「おいコラそこの二人！しっかり掃除せんかい！！」

「だって私掃除苦手だし得意な人がやった方が良いと思うな」

青「同じく～私は今ゲームするのに忙しいし」

「私はツイッターで忙しいから無理―」

伏「ホントにムカつく」

そんなこと言いながらもやってくれる加奈に感謝を込めて二人でジュースを奢った