加州清光とへんたい審神者は刀剣女士をめぐって戦っているようです【加州清光】

37話 ページ38

「──っ…はっ…はぁ…っ」







……誰のことを言っていたのかは分からないけど、安定はAが恋してる奴を知ってて、安定も、Aに恋してることは、分かった





……失恋寸前なのに、あんな風に、明るく振る舞ってたんだ





「っ……何で言ってくれないんだよ……」






安定は、俺がAに恋してるの、知ってるじゃん


そのうえで、応援してくれたじゃん




自分も好きなのに、今までニコニコして過ごしてたのかよ……





「っ…主に先に言って、俺には言ってくれないとか…」




そんなの、何か嫌じゃん。俺の方が、ずっと長い付き合いなのに…






「……はぁ……」








……というか、Aの好きな奴って、結局誰なんだ……？




安定、知ってたなら教えてくれてもいいのに……





俺に気を遣った、のかな？






まぁ、相手が誰だろうが、関係ないんだけど








…安定は、幸せになってほしいって言ってたけど……



俺はまだ、そうは思えないよ。俺が幸せにしてやりたいって思う





子供みたいなんてことは分かってるけど、一歩も、身を引く気になんかなれない







……それほど、あいつが好きなんだ








「……よし」







俺だって、いつまでもこのままではいられない




関係が崩れるかもとか、そんなこと気にしてる場合じゃない





というか俺、割と今までも伝えてきてたんだけど








それでも気付かないなら、俺もそろそろ、何か仕掛けてみようかな

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキー刀剣

和泉守兼定

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