え、待って○○すぎ シリーズ番外編！！

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──…『っ…は…、はぁ…っ』









あれから、部活終了後、ほぼ毎日のように、彼等は残って一緒に練習をしていた









『……あのさ……』









『──何で私にトスを教えてるのｯ！？！？』









体育館の真ん中で、鈴川は大声で叫んだ

対して及川は、涼し気な顔をしている








「だってAちゃんオールラウンダーじゃん？トス回しまで完璧にこなしちゃうんだから、及川さん嫉妬しちゃうなー」






『はぁあ？』






何を言っているんだか。そう思いながら、鈴川はボールを指で回した







まぁ確かに、セッター以外の人間がトスをするのは珍しくないし、ラリー中にはよくあることだ


アタッカーがトスの技術まで習得したら、それはそれで凄い武器になることは間違いない







…だとしても









『私はトスを上げる為にあんたと練習してるわけじゃないんだけどｯ！？！？』









イライラが限界に達した。もう心の声が駄々洩れである




　

ところが、そんな彼女を見て、及川はニヤッと笑った









「へぇ〜〜？何だかんだ言って、スパイカー好きなんだね」









『…！！』









その瞬間、彼女は視線を足元へ落す





先程までの威勢はどこへやら、次に発せられた彼女の声は、とても小さかった









『……そんなんじゃないよ』









彼女の顔を見た後、及川は少し目を見開いた






…その後で、彼女の手に持っていたボールを取り、ネットの方に向かう









『？あ、あの…？』




「それじゃあ、」









「飛んでみて」

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラクター

赤葦京治

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