え、待って可愛すぎ【白布賢二郎】

10話 ページ10

「それで！先輩は、マネージャーやってくださるんですよね！？」



『……え、あー……』




どうしよう。五色君にキラキラとした目で詰め寄られて、「全くなる気ないです」なんて言えねぇ……、言えねぇよ……。


可愛い……、男子バレー部なのに何でこんな可愛い子多いの！？




何か……、良い断り方……、





「工、まだ仮だからな。そんな詰め寄ってやんな」




苦笑して五色君にそう言う英太


五色君は慌てて「すっ、すみません！」と見事90度のお辞儀を繰り出した



あっ、ありがとう英太…！まぁ真っ先に私のこと連れ出したの君なんだけど…！！




「ならば早速、マネージャーの仕事を教わってくるといい」



『ねぇ話聞いてた？話聞いてたのかなウシワカくん！？』




何でこの人は何時もこうなんだ！！天然にも程があるだろう！！

折角英太がフォローしてくれていたというのに！！




ウシワカは不思議そうな顔をして首を傾げる





「…つまりお前は、マネージャーをやる気はないということか？」



『ずっとそう言ってたよね！？』




もうダメだ。この人とは会話が成立しないわ。


そんな私達を見て、皆苦笑いを溢している。いや、そりゃあそうだろうな。




私は、もう何度目か分からない溜息を吐いた





『……バレーは、まだ好きだよ。でもそれは、バレー自体の話。
私にはもう、プレーする気力はない。ただ見ているのは好きだけど、君達のバレーを見ていてもきっと、辛くなるだけだよ』





ウシワカから少し目を逸らしてそう言ったけど、……あぁ、今私、どんな顔してるのかな


酷い顔だろうな






「……なるほど。


──ならば今週末、練習試合をやる。

そこにお前も来い」









…………………………。









はっ？

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

白布賢二郎

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