え、待って可愛すぎ【白布賢二郎】

9話 ページ9

「！…なぁるほどぉ〜！君が、若利君のお墨付きか〜！」



真っ先にそう言って、私をジロジロと見てきたのは、大きく開いた眼に逆立った赤髪が特徴の長身の奴。いや、みんな長身だけど



…って、あれ…？どっかで見たことあるような…。




「あぁ、俺、三年の天童覚。気軽に覚って呼んでいいからね☆」




……天童……、覚……、





『…あぁ！2組の！何だっけえっと……、……ゲス野郎だっけ！？』




私がそう言うと、その場にいたほとんどの人間が吹き出した




え、あれ、何か変なこと言ったっけ……！？





「…もしかして、"ゲス・ブロック(GUESS BLOCK)"のことかな？」




ニコやかに、私に向かってそう言う男子生徒





『あっ！そうそれです！試合は見てないけど、結構クラスでも話題になってて…！…えっと…？』




「俺はバレー部副主将の、大平獅音。同学年だし敬語は使わなくていいよ。よろしくね」





お、おぉ…、この人、見た目に反して穏やかなタイプだ！


メッチャ良い人そうなんだけど！見習おう！！(？？)







その後も、一人一人ご丁寧に挨拶してもらったけど、何て言うかこう…、みんな威圧感あるよね！！流石強豪！！(？)







「……で、うちのレギュラーがこんな感じ」




そう言って、英太が分かりやすく説明してくれる






……三年は、ほとんどがレギュラーか……、二年生は二人……、正セッターの白布君も気になるとこだな……。





…………おっ。






『へー…、一年生、一人だけレギュラーなんだ。凄いね』





そう言うと、途端にピーンと反応する男の子

五色君、だったよね



　

「俺は！エースですから！！」





『……え、え……？』




「勝手に言ってるだけなんで、気にしないでください」





戸惑っていると、さっきまで黙っていた白布君が呆れたようにそう言った




お、おぉ…、辛辣…！でもそんなとこも良いね！！

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

白布賢二郎

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