え、待って可愛すぎ【白布賢二郎】

12話 ページ12

私は真っ直ぐに白布君を見つめた

白布君も、真剣な眼で見つめ返してくる



周囲の人は、どこか驚いたような顔をしているけれど




そんな中、英太が口を開いた






「？何でだよ。可愛いからか？」








……………はっ、






『…いや違うわ！いやまあそれもちょっとはあるけど！！』




「あるのかよ」




ちょっとだから！ほんのちょっと！！三割くらいだけ！！！



というか今そんな雰囲気じゃなかったから！！





何なんだ何なんだ、天然まで多いのかバレー部は







『はぁ……』






思わず溜息を吐いた、その時、








「……あの、……Aさん」








白布君が、真っ直ぐに私を見据えて、言葉を発した








……………っえ、





……なっ、名前呼び！？







えっ、ちょっと待って？え？他の部員には……、名字呼びだったよね！？唯一同級生だけだったよね！？えっ！？待って待って突然の名前呼びは色々とマズい心臓に悪い鼻血出そう






…ってそうじゃないよ！！





『……何？』





白布君は、意を決したように口を開く









「…俺は、貴方が心配するようなセッターじゃない。

絶対に、不快な思いなんてさせませんから」







『…！！』





……もしかして、







考え過ぎだろうか









──この子は全てを、分かっているような気がする









『……………』









……というか、









(可愛い…ｯ！！！)








「……？あの……？」







暫くの間私は、その場で悶えていた



この時、生きてて良かったなって心底思った(真顔)

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

白布賢二郎

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