変人とは「普通じゃない人」のことをいうpart3【山田三郎】

138話 ページ38

──…『……つっかれた……』




乱数達がやってきて、質問攻めされて、気付けば辺りは真っ暗だ



全く……、何が楽しくて男達相手に恋バナをせにゃならんのだ……。





「今日はあっりがとね〜A！！これで完璧だよ〜！良い話も聞けたしねっ☆」




『乱数……、お前ホント許さんからな……』




ごめんごめーん☆と全く反省を見せずに笑ってそう言う乱数


この野郎……。






「──あっ！そういえばA！もうすぐだけどちゃんと考えてる〜？」




『……えっ？何を……？』





突然良く分からないことを言い出す乱数



私が不思議に思っていると、彼は私の耳元に口を近付けて、囁くように言った







「──バレンタインデーだよ、バレンタインデー❤」









『…………っえ、』









……………あ、






『……あぁ……！えっ、もうそんな時期か！』






うぅむ……、全く考えていなかったな〜




毎年私は色んな人達に驚きを提供しているけれど……、今年はちょっと考えるべき点が増えるかな




『なぁに乱数？もしかして気にかけてくれてんｎ…って、あれ？』




前に向きなおせば、先程までいた乱数がいなくなっていた



慌てて周りを見回すと、少し離れたところで、乱数と三郎くんが何やら話をしている




それから乱数は、さっき私にしたように三郎くんの耳元に口を近付け、何かを呟いた




心なしか、三郎くんが少し険しい表情をしたように見えた





…でもすぐに、余裕のある笑みを見せる





？何話してるんだろうか…？






まぁ取り敢えず、私も私で、計画でも練りましょうかね〜！









・









・









「ねぇねぇ！Aのこと、ホントに好き？」




「はぁ？……当たり前だろ」





「ふ〜ん、そっか〜！でもね？



───…Aのこと傷付けでもしたら、容赦しねぇし、俺が奪うからな…？」





「っ……！？……はっ……。


やってみろよ。どうせ、不可能に決まってるけどな」

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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ラッキーキャラ

山田三郎

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