変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

25話 ページ25

「？どうかしたか？」




目の前で不思議そうに首を傾げる帝統お兄さ……ってえぇえ！？



ん！？同姓同名！？同じ名前の人をメンバーにしたの！？？




それすっっごいやりにくくない！？？





『え、えぇっと……、普段はお互いのことを何と呼んで……？』




「はぁ？何言っｔ「帝統、ですよ」」





それすっっごいやりにくくない！？？(2回目)





乱数は何か震えながら笑いこらえてるし……




ほら！やっぱり！同姓同名をメンバーに入れるとそうなるんだよ！！



いや？でも乱数面白いの好きだし、わざとそうしたのかも……






私が頭の中でグルグル考えていると






「あっはははは！……そろそろ、終わらせた方がいいかもしれませんねぇ」




『？え、何がですか？帝統お兄さん』





「…は！？帝統お兄さん！？


……てんめぇ〜また嘘吐きやがったな！？？」




「はて？小生には何のことだかさっぱりですねぇ」







『……………ん！？』





何が！？







「あっはは！A、あっちの青髪の方が帝統！それで和服を着てるのは小説家の夢野幻太郎だよ！ネタ作りのためにしょっちゅう嘘ついてるんだ☆」





乱数はコロコロ笑いながら指をさして私に教える



色々な情報が一気に入ってきて、私の脳みそはもうパンク寸前





あぁそうか、嘘だったのか。いやぁ〜同姓同名なのかって本気で焦った〜ってそうじゃないだろ私






『しょっ、小説家の…、夢野幻太郎先生…！？』






私メッチャファンなんですけど！！？？

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ラッキーキャラ

山田二郎

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