突然ですが、アイドル始めました。 ver.2 【 HQ!! 】

40.い、いそげぇぇぇ( ページ8

( 黒尾side )



メンバー全員朝飯を取り終えて



今は会議中。



ラフな格好したメンバーが昨日のリハで気になったこと、


ツアーで気を付けてほしいことを言ったりしてる。





「リーダーのソロ曲はダンスメインじゃないから、もうちょっとステージ大きく使ってね」



及川「オッケー!」



国見「クロは、もうちょっとアドリブ入れていいと思うよ」



日向「そうだよなー!!なーんか遠慮しがちになってんだもん」



黒尾「おう。気を付ける」



菅原「Aは、お客さんの方への視線を忘れがちかな?」



赤葦「ファンサを忘れないでくださいね」



「了解!ありがとう」






と、まあこんな感じだ。





月島「…スガさんはいつも通りのMCで大丈夫だから」



菅原「了解!!」




.



.




ピッタリ10時半に会議が終わって、それぞれ支度をし、ロビーへ集まる。



支度といっても、ライブ中に使う小道具が必要な人だけ。



俺は、ギター。




ライブで発表する俺のソロ曲では初めて自分で作詞作曲した。



ちなみにこの曲は、俺のギター演奏があるからな!!多分カットされるんだろうけど()




他に小道具を持っていく人は…多分、赤葦だけか?



赤葦はバレエシューズ。踊る方のヤツな。



なんかアドリブで間奏の時踊るらしい。




黒尾「っし、ギター持ったしロビー行くか」




.


.



ホテルのロビーへ行くと、俺以外はすでに全員集まっていた。




ロビーは俺らや受付の人以外はほとんどいなかった。






と思って油断していたのが仇となった。

　
　
　




及川「よし、みんな揃ったー?じゃ、行くｙ『Lotusだ!!!』ｯ!?」




『うわ、ほんとだ!!かっこいいーっ!!』


『握手してもらお!!』


『写真写真!』



「あ、はは……」


いつもなら笑顔ファンサするシノや及川、スガ、ヒナが珍しく苦笑いしている。




…いつの間にか、ファンに囲まれていた。



『王子!握手してくださいっ!!!』


『一緒に写真撮ってください!!』


『王子に微笑まれたーっ!!!』




一番大変なのはシノ。


男女ともに大人気で、アイツが見えなくなりそうなほど囲まれてた。




及川「し、のちゃ……こっち!!!」



「ごめん、皆!!またあとでっ!!」



『あっ待ってください!!!!』


『追っかけよう!!!』




猿杙「ほらみんな急いで!!バンに乗り込むよ!!!」


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