雨城と陽木の話 ページ1
注意
クトゥルフ神話TRPG｢Bya-Bya summer Days｣の
naさん、knさん、smさんが出てきます
￣￣￣￣￣￣
水季sids
｢また安紫が女子に囲まれてる…羨ましい…｣
｢…まぁアイツは顔はいいからな顔は｣
はぁ…と、ため息を吐く。同じ人間なのにどうしてこんなに差ができるものなのか、不思議なものである。安紫は人前がよく勉強もできて何より顔が国宝級の完全完璧人間。まぁモテないって言われる方が難しい気がする。
｢そういえば安紫、雨城狙ってるらしいな｣
｢え、マジ!?…アイツ静葉ちゃんのことそんな目で見てるなんて…｣
｢そういう事じゃなくてただただ仲良くしたいなってことらしい。前会話したときにそんなこと言ってたんだよな｣
でも、アイツ全然空回りしてんだけどな。
その千の呟きに確かに、と苦笑いする。そういえば一週間前ぐらいに陽木が静葉ちゃんに話しかけているのを見かけたことがあった。その時の会話が面白くて思い出しただけでも笑っちゃいそう。
｢雨城さんって趣味とかあるの?｣
｢恋愛漫画を読むことかな…!安紫君は恋愛興味ある?｣
｢あー…うん、興味はあるよ｣
｢えっ!?そうなの!?意外!!そういえば安紫君って好きな人とか居るのっ?｣
｢いやぁ…居ないかな…｣
｢そうなんだ!じゃあ＿＿＿｣
ってな感じで質問攻めされてたんだよね。あの時の光を失った目で俺らに目線を配らせて、助けてと目で訴えてたのは傑作だった。それに気づいた佐野が助けに行って安紫からめっちゃ感謝されたのも面白かったな。
｢…いつになるんだろうな。陽木と雨城が仲良くなんの｣
｢まぁ…遠い将来なのは確定だよね｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：すった | 作成日時：2024年3月27日 1時
