顔面彫刻なふたり。 (ページ7)

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お料理担当ページ7

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HS「あ、いたいた！！」

『何かあったんですか？』

HS「あのさ、今日ご飯作ってくれない？」

『なんだ、そんなこと？言ってくれたらいつでも作るのに。そういえばミンギュ今日遅いんだっけ。』

この家で料理担当は元々私だった。だけど、私が帰り遅い日もあるし一人では大変だってことでミンギュも担当に加わったのだ。そのミンギュが今日は帰りが遅いらしいので、私がメンバーのご飯を作ることとなった。

DN「ヌナ、僕手伝いますよ。」

『あーディノや、本当にいい子だね？』

DN「えへへっ、」

SG「ヤー！ヌナの前でだけいい子ぶるな！！」

DN「いい子ぶってないよ！！スングァニヒョン、そんなこと言ってヌナに嫌われても知りませんから！！」

SG「え、嫌だ！！ヌナ、僕のこと嫌いになるの！？」

『ならないから喧嘩しないの。今からスングァニのために美味しいご飯作るから。』

SG「チンチャ！？」

私がそう言えば、ルンルンしながら向こうの方で楽しそうにするスングァニが本当に可愛いと思う。私にとって、メンバーは宝であり居場所なんだ。みんながいなくなったらきっと生きていけなくなる。それくらい大切な存在。どんな時も、家族のように仲良しでいてほしい。

DN「スングァニヒョンのためだけ？」

『ん？』

DN「ご飯作るの、ヒョンのためだけなの？」

『みんなのために決まってるでしょ。チャナ、ヌナの手伝いしてくれてありがとね。』

DN「ネ！」

そろそろご飯を作り終えそうだという時、私の部屋にいたであろうハンソリがリビングへやってきた。

VN「ヌナ、ご飯作ってたの？」

『うん、今日はミンギュが遅いらしいから。』

VN「そっか」

『そろそろできるからお箸とか用意してくれる？』

VN「ん、分かった」

DN「……なんか、ボノニヒョンとAヌナって新婚みたいだねㅋㅋ」

『へ！？』

SG「ソラユラだ………」

ディノが変なことを言うから妙に顔が熱い。もしハンソリと結婚をしたらこうなのかなって、少し想像してしまった。

耳が赤くなった私に気付いたハンソリが少し笑った。ふって静かに笑うのがかっこよくて、胸がキュンとしたのは私だけの秘密。

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