顔面彫刻なふたり。 (ページ16)

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交際スタートページ16

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SC「A、聞いてんの？」

『聞いてます』

SC「なんで約束破ったの、ボノニから悩みがあって飲みに行ったって聞いたけど？オッパには話せないことだったの？」

『ごめんなさい。悩みってほどの悩みじゃないし、もう解決した。』

SC「悩みってほどの悩みじゃないなら飲みに行ってまでする必要ないだろ」

『そ、それはそうだけど……』

JS「クプス、それくらいで許してあげたら？Aも反省してるし」

『ジスオッパㅠ』

JH「そうだよ〜エギが泣きそうじゃん」

SC「うっ、そんな顔でこっち見ないで。オッパが言い過ぎたね、ごめん」

『私もごめんなさい……』

結局、オッパは私に甘い。妹の特権を使い、うるうる攻撃をすればすぐに許してくれるんだもんㅋㅋ

まぁ本当に悪いとは思ってるけどね。外で飲み過ぎないのは、メンバーとの約束だったし。いくら一緒だったのがオンニだとは言え、泥酔状態じゃ何か良くないことが起きても不思議じゃない。私を心配して言ってくれてることは分かってるから。

VN「ヌナ、ちょっといい？」

『あ、うん』

スンチョリオッパのお説教が終わり、部屋に戻ろうとするとボノニに声を掛けられた。昨日のことはハッキリと覚えてるわけじゃないけれど、覚えてないわけでもない。

少し、ドキドキしている。柄にもなく。

VN「昨日のこと覚えてる？」

『うん、』

VN「よかった。じゃあもう一度言うけど、俺ヌナのこと好きだよ。」

『………わたしも、すき』

VN「俺の彼女になってくれる？」

『もちろんだよ』

VN「ヒョンたちに報告はした方がいいのかな」

『私のワガママかもしれないけど、今は秘密にしておきたい。でもマネオッパには一応報告した方がいいかも』

VN「そうだね」

こうして、私たちの交際は始まったのだ。

VN「ねぇヌナ、もう一回ハンソルって呼んでよ」

『へ？』

VN「覚えてないの？俺のことそう呼んでたじゃん」

『よ、呼んでないよ……！』

VN「呼んでたよ。ほら今呼んでみて。」

『………ぅ、は、はんそら、』

VN「ん、なんかいいね」

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