ウォヌオッパの優しさ ページ11
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WN「それで？もうバレてるのも分かったことだし何も隠す必要ないよ。ボノニと何があったの？」
『昨日ね、ミンギュに久しぶりに飲もうって誘われたの。みんな寝てたし起こすのも悪くてハンソリにも黙ってたんだよ。それでさっき、二人で飲んでたなんて知らないって怒られて………』
WN「うん」
『ハンソリを不安にさせたくなかった。だからミンギュとは本当にただの幼なじみだし、間違っても何もないよって言ったんだけど……逆に怒らせちゃって、さっき部屋出て行っちゃった。』
WN「そっか」
『ハンソリって普段あんまり怒らないから、どうしていいのか分からなくて……私が悪いのに愛想つかされてたらどうしようとか、いっぱい、考えちゃって、』
WN「あー泣かないの、よしよし」
話しているうちに、ため息をついてヌナは何も分かってないって言ったハンソリの顔が頭から離れなくてまた泣いてしまった。そんな私をウォヌオッパは抱きしめてくれた。オッパがすごく優しくしてくれるから、余計に涙が止まらなかった。
WN「ボノニのことだからあの子も今頃部屋で反省してると思うよ。」
『何を反省するの……？私しか悪いことしてないのに』
WN「言い過ぎたかなとか、Aのこと泣かせたかなとか。思ってるんじゃない？」
『でも、』
WN「たまには素直になって自分の気持ち伝えてみな？」
『うん……オッパ、ありがとう』
WN「俺でよければいつでも相談乗るから。可愛い妹と弟のこと、応援してるよ。」
『ウォヌオッパ、サランへ』
WN「ナドサランヘ〜じゃあ俺は部屋でゲームするよ」
『うん』
素直になって自分の気持ち伝える、か。
そうだよね。私いつも照れてばっかりで何も伝えられてない。ハンソリが直球すぎるのもあるけど。でも私の中の愛想つかれてないかの不安は消えなくて、自分からハンソリの部屋に行く勇気なんて到底なかった。動かなきゃ何も変わらないのに。
このまま、ハンソリと話せなくなったらと思うだけで胸が張り裂けそうなくらい苦しくなった。
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リリィ - 面白そうな展開だったので続きを楽しみにしています (2月29日 0時) (
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作者名：百合姫 | 作成日時：2024年2月20日 12時
