藤 井 く ん の 彼 女

な な ページ7

.








藤井








神「 A、りゅうくんとか呼んでたっけ 」


藤「 付き合ってから甘えてくる時りゅうくんって呼ばれるねん(笑) 」


神「 めっちゃ可愛いやん(笑) 」


『 神ちゃん、Aのりゅうくん取らんといて〜 』


神「 いや取ったつもりないねんけど(笑) 」









やっっば、めっちゃ可愛くない？今の。


口尖らしてちょっと拗ね気味に、Aのりゅうくん取らんといて〜って。




まぁ、大抵は忘れてんねんけどな。



抱っこしたろか〜？言うたら、は？何言うてん気持ち悪いって言われたことある(笑)









『 りゅうくんだっこ〜 』


藤「 はいはい、おいで 」


小「 俺がしたろか？ 」


『 んーん、りゅうくんがいい 』


藤「 あぁぁぁあ、めっちゃ可愛いどないしよ 」









座ったまま抱っこしてあげると、俺の胸に顔を埋めてすやすやとまた寝た眠り姫。


そんな彼女の頭を撫でながら携帯をいじる。









小「 俺もAみたいな可愛い彼女欲しいわ…… 」


藤「 望やったらすぐできるやろ 」


小「 んーでも寄ってくる女大体顔目当てやねん 」


藤「 あー確かに、それはあるかも 」









A、ジャニーズ入った当初は男と付き合いたくて入ったとか言われてたな。


ほんまにダンスで食べていきたくて入ったのに。


ジャニーさんのコネでもなんでもない、Aの実力やのに。



やから、周りにAのこと何も知らんくせに悪く言う奴マジで嫌いやねんな。









「 ジャニーズWESTさん、出番でーす！ 」


藤「 A、起きて！仕事やで！ 」


『 はい起きます！！！！ 』









一回寝たら起きひんAやけど、仕事って言った瞬間ちゃんとするから仕事に対する熱量はすごい。


そんな子やから俺は好きになった。









.

は ち→←ろ く

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す