藤 井 く ん の 彼 女

に じ ゅ う い ち ページ21

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『 はぁ、やばい……めっちゃ緊張する、』


藤「 そんな固くならんでええよ(笑) 」






流星の実家に来たうちら。


事の発端は数日前のことだ。









藤「 なぁ、A〜 」


『 ん？ 』


藤「 そろそろ俺、親に紹介したいねんけど 」


『 えっ 』


藤「 俺本気で結婚考えてるし、親と妹が彼女に会わせろってうるさくてさ(笑) 」









そして今に至るわけである。


流星の妹ちゃんは会ったことあるメンバーもおるやろうけどうちはなかなか都合が合わんくて会えたことない。



テレビでは見たことあるけど、絶対生も可愛いんやろうな……。









ガチャッ









藤「 ただいま〜 」


『 お、お邪魔します…… 』


夏「 あ！流星帰ってきたで！ 」


萩「 なぁ、夏恋！本物のAちゃんやで 」


母「 流星おかえり〜 」


父「 お〜おかえり！ 」


藤「 紹介したい人おるねんけど、俺の彼女 」


『 あ、えっと……七瀬Aですっ、！ 』


母「 あんたえらいべっぴんさん捕まえたなぁ！ 」


萩「 テレビで何回も見たことあるけど想像以上やわ、可愛すぎる…… 」


夏「 まさか流星の彼女がAちゃんやとは思ってなかった……どないして堕としたん？！ 」


藤「 A困ってるから(笑) 」









夏恋ちゃんと萩花ちゃんの予想以上の可愛さと、こんな美兄弟を産んだお母様とイケメンお父様。


藤井家どうなってんの……？！



美家庭やないか！！！！！









『 あの、これ良かったらどうぞ……お口に合えばいいんですけど 』


母「 わぁ、気が利く子！ 」


夏「 え、それ夏恋の好きなやつー！ 」


萩「 萩も好き！ 」









手土産の洋菓子を持って行くと、なかなかの好評でホッと安心した。









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