恋に落ちられた5秒前 …Ryuji . I…4

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わたしはもこもこの部屋着に着替えた

…ていうか、隆二半袖だった。








アーティストだろうよあなた。

と思いながら

私は、自分のもう1つのもこもこのパーカーを持って下に降りる








「 んんん〜いい匂い！」

隆「 あ、俺が好きなモコモコだ 」

「 隆二のも持ってきたよ 」

隆「 それ、Aのでしょ〜笑 」









キッチンに入って、隆二に、はい。とモコモコのパーカーを渡す









隆「 なんで俺がこれ着んだよ〜笑 」









とか言いながら、水色のボーダーの柄のもこもこパーカーを着た隆二









「 隆ちゃん似合うよ〜 」









隆二は、ニヤニヤしながらわたしを見る









隆「 Aは、ピンクなんだね、笑 」

「 お揃い！ 」









ニコニコしながら隆二は、またフライパンとにらめっこをし始める









隆二に近付いてみて









ちらっと見ると、






………真剣だ。









隆二につんつんとちょっかいを出しても

ん〜？的な感じで流される









「 できた？」

隆「 まーだー 」

「 んんん〜 」

隆「 はい、味見 」

「 あーん 」










スプーンに乗せたご飯をパクッと食べると、ほんのり香るバターの匂い









…オムライスか









「 おいしい〜〜！」

隆「 ほんと〜？」









隆二も、スプーンにご飯を乗せてぱくっと食べた









隆「 よし、完成かな 」









隆二は、いきなりわたしを見るとちゅっとキスをすると







ニヤニヤと笑う









そのいたずらな笑顔が、好きだったりする。









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