あなたの側に居ていいですか？ (ページ14)

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12話ページ14

『合言葉があれば、時間を取りやすいでしょう？』

ス「さようですな。就寝時間のはずだが？」

『えっ！？！？もうそんなに経ってたんですか！？』

うそ、、、。

寮に戻ったら、ハーマイオニーがお怒りだ。

授業はなかったからいいけど

夕飯食べ損ねた、、、。

『今すぐ帰ります。先生。
　お時間いただきありがとうございました。』

ス「貴様は良いのですかな？
　もう少しここに居れば、しもべ妖精に頼んで
　サンドイッチやらを、作らせるが？」

『ありがたいですが、、』

ス「吾輩が寮まで送れば良かろう」

！？

正論だけど、正論だけど！？

どうした、この先生。

スリザリン贔屓のこの先生が

犬猿の仲グリフィンドールの女の子に優しいだと！？

ス「吾輩は、開心術が出来るのですぞ？」

『覗いたんですか！？』

ス「見ましたな。見なくとも、声に出てましたな。」

『へぁ！？』

先生は鼻で笑い、少し眉間のシワが減った

ス「二度は言わんぞ？一緒にディナーは如何かな？」

少し心拍が早くなるが、気のせいだと信じたい

『で、では、お言葉に甘えて』

ー･ーその頃ハリーたちの会話ー･ー

ハ「ねえ、レイアは？どうしたんだろう」

ﾊｰ「用事があるとか言って、何処かに行ったわ。」

ロ「こんな何時間もかい？もう就寝時間だろ？」

ﾊｰ「おかしいわ。」

ロ「ま、まさか、知らないところで罰則なんて、、、」

ﾊｰ「馬鹿なこと言わないで！」

ハ「ねえ、ロン。フレッドたちにも聞いてみたら？」

ロ「その手があったか！」

フ「なんだい？ロニー坊や」

ジ「僕たちに何か」

ﾌﾚｼﾞｮ「聞きたいことがあるのかい？」

ハリーたちは、肩をビクつかせた。

ロ「き、急に現れるなよ！！」

ﾊｰ「丁度いいじゃない！
　あの、レイア知りませんか？」

フ「姫がどうしたんだ？」

ハ「戻ってこないんだ。」

ジ「残念だ。僕達も知らない。」

重い空気がのしかかる。

ﾊｰ「私、ここで待つわ。友達だもの。」

ハ「僕たちも待つよ。いいよね、ロン」

ロ「僕も！？いいけどさ。」

心配してるのか何なのか

健気に待つお友達でした。