アイビーが運ぶ幸せは

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続き

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side 目黒


みんなが驚いてる声が聞こえる

なんでだろう、なんて思ったら手が濡れる感覚

...あ、俺泣いてるんだ

自覚すればなんだか恥ずかしくて
両手で顔を覆ったままその場にしゃがみこむ

うわぁ、やばい

寂しかったのと、驚いたのと、嬉しいのと

いろんな感情がごちゃ混ぜになって
それが涙として溢れてくる

泣きたくないのになぁ


佐｢めめ、顔上げてよ｣

向｢せやでー、
イケメンがちょっとブスになるの見たいやん｣

ラ｢うわ、康二くんないわ｣

向｢え、ちょ、いじっただけやんか！｣

阿｢はい、言い合いしないよ｣

渡｢はやく涼太のケーキ食べたいんだけど｣

宮｢翔太に作ったわけじゃないからね｣

深｢翔太どんまい｣

渡｢うるせえ｣

岩｢ほら、そろそろ顔上げよ？｣


いつも通りだ

こうやってみんなで笑い合うの

寂しかったのがバカみたいじゃん


佐｢あ、いい感じにブスじゃん！｣

目｢ふはっ、佐久間くんよりかっこいい自信あるけど｣

渡｢へっ、言われてやーんのー｣

阿｢お前ら5歳児か｣


顔を上げれば、満面の笑みのメンバーとスタッフさん

え、スタッフさんも巻き込んだの？


カ｢目黒くん、おめでとう！｣

ヘ｢おめでとうございます。
実はその衣装、
メンバーの皆さんからのプレゼントなんですよ｣


ヘアメイクさんに言われて気づいた

俺好みの衣装だな、なんて思ってたけど
まさかみんなからのプレゼントだなんて

周りを見渡せば、ドヤ顔をしてるメンバーに
優しく微笑んでるメンバーとちょっと照れてるメンバー

俺、愛されてんな


目｢みんな...ありがとう！｣


24歳になって初めて心の底から笑ったし、嬉しいと思った

こんなメンバーとスタッフさんに囲まれて
俺はホントに幸せだよ


カ｢よし、目黒くんはケーキ持って！
その周りをメンバーで囲もうか！｣


舘さんが作ってくれたケーキを持って
みんなでぎゅっと固まる


カ｢みんないい笑顔だねぇ、素敵だよ！
よし、撮るよ〜。
...はい、チーズ！｣





俺はこの日を一生忘れないと思う

ありがとう

これからもよろしくお願いします





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目黒蓮くん、お誕生日おめでとうございます( ^-^)

素敵な1年になりますように

愛をこめて、蘭愛より

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