アイビーが運ぶ幸せは

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続き

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side 宮舘


カ｢目黒くんちょっと表情固いかなぁ。
自然体で大丈夫だよ｣


やっぱり調子悪いなぁ

誕生日を祝ってほしくてソワソワしてるのは丸わかりだし
祝われなかったときの落胆具合いもわかりやすすぎる

忘れてるわけじゃないんだよ

だから、もう少しだけ待っててほしい

...わかりやすく落ち込んでる目黒を見て笑ってる翔太は
どうかと思うけどね





カ｢はい、ありがとうございました〜｣

宮｢ありがとうございました｣

渡｢お疲れ様でーす｣

目｢失礼します｣


カメラマンさんに三者三様の挨拶をして
撮影現場をあとにする


目｢...俺トイレ行ってから戻る｣


本人は普通に振る舞ってるつもりなんだろうけど
明らかに笑顔は引きつってるし
身体は正直なのか瞳には涙の膜が張っている


渡｢俺も行くわ。
涼太先戻ってていいよ｣

宮｢ん、わかった｣


翔太と目配せをして、足早に楽屋に戻る

はやくしないと...


深｢うわ、舘さんはやいね｣

岩｢なんかあった？｣

宮｢もう目黒限界だと思う。
はやく準備しよう｣

阿｢やっぱりメンタルきちゃったかぁ｣

向｢意外とめめも寂しがり屋やねんなぁ｣

ラ｢僕スタッフさんに声かけてくるね｣

佐｢隣の楽屋から準備してくる！｣


実はメイクさんからカメラマンさんまで
スタッフさんも巻き込んで計画した目黒の誕生日パーティー

お祝い用に別の楽屋も貸していただけて

目黒はちゃんと愛されてるんだからね

翔太、あとは頼んだよ

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