JK＊1 ページ13
女将さんの後を追うように歩くと
通路奥の部屋に着いた
女将「ここで少々お待ちください」
って、私に軽く一礼して
部屋のドアをノックして入っていく
数分ほど経って…
女将「では、よろしくお願いしますね。
Aさん、お待たせしました。
さぁ、こちらのお部屋へどうぞ」
と、
言われるがまま、部屋の中へと入ると…
まだ折り畳まれた布団の上に
ズッシリとあぐらをかいて座る男の子が…
女将「あいにく本日の客室で1名様が
こちらの部屋しかなくて…
では、よろしくお願いしますね」
って、そのまま女将さんが
出ていってしまったけど…
なんで…？
私。そんなに睨まれることしたかな？←
確かに緊急事態とはいえ
いきなり見ず知らずのオバさんが来たら←自虐
多少なりとも不快感はあるでしょうけど…
JK「……………」
無言で汚いものでも見るかのような目！！
態度に出すぎじゃない？！←
「あ、あの…すみません。
駅までの道が倒木のせいで通行止めになって
ここら辺は、他にホテルもないって…」
ペラペラとこの空気感をなんとかしたくて
いつも以上に饒舌になってた気がする
でも、男の子は「はぁ〜」って
大きなため息をついて
プイってそっぽ向いてスマホに夢中
いやいやいやいや。
こんな明らかに拒絶反応されるのなんて
生まれて初めてだよ！
なに？
いや、こっちだって
こんな状況じゃなきゃ
絶対、相部屋なんてお断りだよ！！
「あのぅ…」
スマホに夢中の彼に声をかける…
別に私がドMだからとかじゃないよ？←
ズッシリと座り込んでる布団…
それ、私の分もありますよね？←
どこの時代の玉座ですか？
ってくらい高低差あって
耳がキィーーンってなりそうだけど←
私は畳の上に正座したまま
ただ、王の許しを得るのを待つばかり…
トントン…
女将「失礼します。
Aさん、ごめんなさいね。
もう夕飯の時間もすぎて材料もなくなってて
簡単なものしか作れなかったんだけど…」
まだ夕食をとってなかった
私のために、お茶漬けを用意してくれた
「いえ、十分です。
お気遣いありがとうございます。
頂きますね」
女将さんがホッとしたような顔をして
部屋から出ていった
私も緊張の糸が切れたのか…
お腹が空いてきて
テーブルの上に置いた
お茶漬けを一口食べ始めた
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クローバー＊(プロフ) - 名無し30840号さん» 読んでいただきありがとうございます(^o^)そして、ごめんなさい(´；ω；`)どうしても、まだまだ力不足すぎてヒョン組との色恋妄想ができないんです(´；ω；`)すごく素敵なのはわかっているものの、ついマンネ組贔屓になってしまって(^◇^;)ご期待に添えずすみません！！ (2018年10月28日 23時) (
レス) id: fea5f13f8f (このIDを非表示/違反報告)
名無し30840号(プロフ) - 他のメンバーバージョンなどはないのでしょうか(｡>__<｡) (2018年10月28日 0時) (レス) id: cceb0d5ab9 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー＊(プロフ) - まひる。さん» また、誤字脱字などありましたらご指摘くださいね(^o^)よろしくお願いします。 (2018年10月23日 1時) (レス) id: fea5f13f8f (このIDを非表示/違反報告)
まひる。(プロフ) - いえいえ！直して頂きありがとうございます！ (2018年10月22日 23時) (レス) id: fff5b31823 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー＊(プロフ) - ｒさん» ありがとうございます(^o^)赤星★記念に早速書いてしまいました(笑)。今はグク編のみの続編になります。お楽しみいただければ嬉しいです(〃ω〃) (2018年10月18日 0時) (レス) id: fea5f13f8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クローバー＊
| 作成日時：2018年10月13日 0時
