162 迷ってる場合じゃない ページ23
「ねえ、遠藤さん！まーちゃんは？！」
大野の大きな声を背中に聞きながら
遠藤の頭の中には
もしや、落ちた？！
という最悪のシナリオが浮かんでいた。
自分のマイナスのイメージを振り払うように
ベランダに飛び出した遠藤は
身を大きく投げ出すようにしてベランダから下の歩道を見た。
が
そこには
もうほろ酔いになってる若い奴等がいるだけで
相葉の姿は見えない。
同じことを考えたのだろう
大野も
遠藤のすぐ隣で
ベランダから下を見て
ふぃ〜･･と息をついた。
が
今度は
「じゃあ、まーちゃんはどこ･･？」
という新たな疑問が湧き出してくる。
遠藤と大野が
ふたりしてベランダできょろきょろと周りを見回してたら
「あっ！」
大野が声を上げた。
「遠藤さん、あれ！」
ベランダの柵から身を乗り出して
すぐ横の壁を指さしている。
大野の横に並んで遠藤も見上げると
劣化した外壁に
折れそうなほど細い非常用梯子があった。
「まーちゃん‥、あれ使って下りてったのか‥。」
遠藤は
低い声でつぶやく。
「‥まさか、川口組に････？」
そう言う大野の言葉に
遠藤は
ぎょろりと白目をむいて大野を見た。
二人の視線がバチッと絡み合う。
「まだ、そんなに時間は経ってないはず･･！」
「止めないと！」
二人は
そう言い合うと大きく頷いた。
こうなったら二人の行動は迷いがない。
すぐに大野はキッチンに戻り
カウンターに置きっぱなしにしていた自分の携帯で
『今、どこ？』
と
相葉にラインを送った。
耳の聞こえない相葉にとって
文字で意思の疎通を図ることができるラインは
とても便利で大切なコミュニケーションツールだ。
だから
いつもだったら
敏感に反応し
すぐ既読マークがつくのだが
今は
既読マークがつかない。
ということは
今の相葉は
あえて見ないようにしているのか
もしくは
スマホを手にすることができないって状況なのか？
チッと大野は舌打ちした。
遠藤は
ソファの上に畳んで置いてあった背広の下から
黒光りする小さな拳銃をおさめたショルダーホルダーを取り出し
無言のままそれを身に着けた。
それを
チラリと横目で見た大野の表情が強張った。
なにしろ本物の拳銃だ。
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はっしー(プロフ) - さっこさん» さっこさん、体重減少はもう打ち止めみたい。7kg減で止まりました。今度はリバウンドに気をつけなくっちゃね。合わなくなったズボンやスカートがはけるようになって服代が浮きました♪嬉しい。心配してくれてありがとう♪さっこさんも体調に気をつけてね。 (2017年8月18日 23時) (
レス) id: c6f10b192f (このIDを非表示/違反報告)
はっしー(プロフ) - だんぼさん» 戦う剛くん、めっちゃ好きー！今日のMステに出てた剛くん、ふわふわパーマだったー！カッコよかったわ〜♪そろそろまちゃきさんもふわふわ茶髪にならないかな〜。御前ヘアも好きなんだけど、違う髪も見たいのよ。新章にもよろしければ遊びに来てね♪ (2017年8月18日 23時) (レス) id: c6f10b192f (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - はっしーさん、大丈夫？そんな痩せたらフラフラじゃないですか！！心配です（ ; ; ）くれぐれも体調第一にお話進めてくださいね〜 (2017年8月18日 0時) (レス) id: a26bed1aa4 (このIDを非表示/違反報告)
だんぼ(プロフ) - はっしーさん！夏痩せ？しかもそんな？羨ましいってか心配ってか…。そしてお話急転直下！キター！火消しと警察いっぺんにキター！大切な人の為自分を差し出す雅紀の哀しすぎる姿、でも心の炎は消えてないはず！獅子の如く息を吹き返した剛くんに釘付け！続きぷりーず！ (2017年8月17日 17時) (レス) id: b513b55378 (このIDを非表示/違反報告)
はっしー(プロフ) - けめさん» けめちゃん！私も苦しんでるまちゃきにドキドキしてしまいます！･･ということは私も実はドＳなのかしら？いやぁ〜ん、けめちゃん一緒だね♪ちょっと違うけどクロスフィットまちゃきにも超ドキドキしたもん！あの時のまちゃきは本当にヤバかった！お宝映像だよね！！ (2017年8月13日 14時) (レス) id: 602a519348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっしー
作成日時：2017年5月19日 16時
