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〜Ｍ side〜
Ｍ「今夜のお宿は、ここだよ。」
暗い路地裏で
タクシーから降りて
一軒の小さな二階家を指さすと・・・
Ａ「・・・ここ、家じゃん？」
相葉くんは、キョトンとしてた。
そう‥
そこは、ホテルとか旅館とかじゃなくて
まんま
普通の‥、家。
いや、普通って言うのはちょっと違うか。
築何年だろう‥。
小っちゃいけどすっごく古い家なんだ。
Ｍ「ここは
昔ながらの京町家なんだってさ。
えーっと
絹織物商って言ってたっけ？
なんでも‥
江戸時代からの歴史ある家なんだって。」
Ａ「あっ！」
Ｍ「そう。相葉くん町家で宿泊したいって言ってたろ？」
Ａ「うんっ！
やったぁ〜、嬉しい！
ありがと、松潤！！」
Ｍ「ほら、入ろうぜ。
鍵も預かってるから♪」
小さな銀の鍵が
俺の手の中でキラッと輝いた。
格子戸をカラカラと開けて
入ってみると・・・
間口は狭いんだけど
玄関開けたら
土間がずっと奥まで続いてる。
Ｍ「いわゆる、ウナギの寝床か‥。」
Ａ「なにそれ？ウナギ飼ってるの？」
ふふふ‥
違うよって笑いながら
俺は、土間の左手にある座敷に上がった。
相葉くんは
そのまま土間の突き当たりまで
「ちょっと探検〜♪」
って言いながら歩いてった。
土間をそのまま突き当たると
勝手口があって
裏通りに出て行けるはず。
勝手口の手前に、お風呂とおトイレがあるって聞いたけど‥。
すぐに
土間の奥から
Ａ「松潤〜！ お風呂が沸いてる！」
っていう相葉くんのびっくり声。
ふふふ‥
計算通りだよ♪
Ｍ「うん、さっきご飯食べたところから
ここにつく時間メールしといたから
管理人さんが沸かしてくれたんだよ。」
俺が座敷から返事をすると
Ａ「えぇ〜、そんなことお願いできるの？
すっごいな、ここ。」
っていう
くぐもった声がお風呂場から聞こえてきた。
ちゃんと
びっくりして欲しいところでびっくりしてくれるから
なんか、嬉しくなってきちゃうな♪
どれ、２階はどんなかな？
階段上がってみるか。
座敷の奥にある階段は
側面が引き出しになってて、収納力バッチリだ。
いいなぁ〜、ここ。
こんな所住みたくなるな〜。
トントン‥
軽快にその階段を上り始めたら
Ａ「あ、俺も２階見る〜♪」
って言いながら
相葉くんも追いかけてきた。
鼻歌でも出そうないい気分で
階段を上まで上って
２階スペースを覗いたとたん
「げっ！」
俺は
思わず、うめき声をあげてしまった・・・。
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なるちゃん(プロフ) - うーん、楽しい時間でした！ありがとう！ (2018年9月2日 10時) (
レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - はっしーさん» こちらこそいつも素敵なお話ありがとうございます!!最初の方からはっしーさんの作品読んでるわたし的にはっしーさんのお話はないと違和感なんです(笑)むりせず頑張ってください！ 観察日記またかいてください(小声 (2013年5月22日 0時) (携帯から) (レス) id: d1bffad711 (このIDを非表示/違反報告)
はっしー(プロフ) - みずきさん» 読んでくれてありがとう！共感してもらえて、これまたとっても嬉しい！こんなど田舎であくせく働いてる私の書くお話を「好き」って言ってもらえるなんて、涙が出そうなくらい嬉しいです。ちょっと気持ち的に弱ってたので、ものすごく感動してます！本当にありがとう！ (2013年5月22日 0時) (レス) id: ffd063135a (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - お久しぶりです！やっぱりはっしーさんのかく嵐さん大好きです！にのあい担的に最高です！四つ葉な彼がかわいい件わかります!! (2013年5月22日 0時) (携帯から) (レス) id: d1bffad711 (このIDを非表示/違反報告)
はっしー(プロフ) - 薫子さん» 四つ葉なまちゃきさん・・・、もう、頭の中に焼き付いてて、消えないの。もう、私の細胞レベルにまでしみ通ってますわ。たぶん、まちゃきさんを見たら好きにならずにはいられないって、あらかじめ私の中ではプログラミングされてたんだと思う。それぐらいあの人が好き♪ (2013年5月21日 22時) (レス) id: ffd063135a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっしー
| 作成日時：2013年2月25日 22時
