・ ページ17
黒side
そんなある日大我さんに夕食に誘われた
いつもは、大我さんの家か居酒屋さんがほとんどだったのに、この日の待ち合わせ場所は有名ホテルのレストランだった
大我さんに、正装で来てねと言われたので俺はそれなりに身だしなみを整えてホテルへ向かった
道中、俺は不安でたまらなかった
もしかしたらもう会わないって言われるかもしれない
最後に2人で美味しい料理を食べて終わりになってしまうのだろうか
元々ネガティブな俺は嫌なことばかり頭に浮かんでしまう
今日はドラマのクランクアップの日で、マネが気を利かせて明日は休みにしてくれていた
打ち上げはまた後日ということになったので、もしそうなったとしても、明日1日落ち込んで気持ちを切り替えられそうだ
久しぶりの休みに家で1人で泣くのも嫌だやと思ったが致し方ない
まあ、会えなくなると決まった訳じゃないし、大我さんの気まぐれかもしれない
不安な気持ちを抱えながらぼーっとしていると目的地に着いたみたいだ
俺はタクシーを降り、意を決してホテルに入って行った
506人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
thhy - 更新いつでも待ってます! (2月25日 10時) (レス) @page26 id: 69657aab33 (このIDを非表示/違反報告)
megu(プロフ) - 始めましていつも楽しく読ませてもらっています。初めて読んだときから大好きな作品になりお気に入り登録するほど大好きです🤗これからも頑張ってください。 (1月30日 21時) (レス) @page18 id: 677cc5ee73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:A | 作成日時:2024年1月19日 20時