崩される日常 (ページ27)

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25話ページ27

O side

落ち着いた所で、改めてあーばちゃんから

さっきの件について経緯を聞くことにした。

Ｎ「嫌なら話さなくてもいいんですよ？」

A 「大丈夫。話せるよ。」

O 「ゆっくりでいいからね。」

A 「俺、斗真くんに言ってトイレに行ったんだ。
そしたら、たまたま会ったあの3人の奴らに
いちゃもんつけられてさ、

生徒1『いいよなぁ。お前は保健室登校で。
俺らは毎日毎日勉強に明け暮れているのに
お前は何の努力もしてない。そのクセして
学年トップなんて、コネ使ってんじゃ
ねーの？不正してんじゃねーよ！』

A『使えるコネなんて持ってねーよ。』

生徒1『ムカつくんだよ。その態度。』

生徒2『もういいじゃん。あ、そういえば
お前、生田先生の噂知ってるか？』

A『噂？』

生徒2 『そう。あいつとんでもねー奴だぞ。
知りたきゃとごみ捨て倉庫に来いよ。
先行ってろ。』

そう言われてさ、誰が斗真くんの変な噂流したのか

突き止めたくて、ごみ捨て倉庫に行ったんだ。

まさか、あいつらがあんな事考えてるなんて

知らなかっから。ごみ捨て倉庫について

待ってたら、ニヤニヤしながら

あいつらが来たんだ。

A 『で？噂って何？』

生徒2『まぁ、そんな焦んなって。』

そういいながら、そいつはごみ捨て倉庫の鍵を

開けた。ドアを開けて何をするのかと思った時、

1人の生徒が俺をごみ捨て倉庫の中に突き飛ばした。

俺、体勢を崩してさ、立ち上がった頃には

鍵が閉められてた。

過去に同じような事があったから、それを

思い出して過呼吸になって、気づいたら

意識失ってた。そして、起きたら保健室にいて、

斗真くんがいた。｣

そう、あーばちゃんは話して生田先生を見た。