幼馴染み ページ1
千葉県千葉市花見川区。
あるところに中か屋さんがあって。
そのすぐ近くに私の家がある。
中華料理屋さんは亭主さんと奥さんで経営。
その間に産まれたあいばまさきくん。
わたしが産まれた頃から、
仲良くさせてもらってるの。
わたしにはお兄ちゃんがいて、弟がいる。
カッコいいお兄ちゃん。
可愛い弟。
その間にいるかわいくないわたし。
成せきは普通だし、うんどうしんけいも悪い。
嫌だったんだろうね、お母さんとお父さんは。
昔からよくおこられる。
「なんでアンタは兄弟を見習わないの！」
それで家がいやになって、
何度も家出を繰り返した小学3年生のころ。
いつもたよるのはまぁくんのトコ。
まぁくんは、まぁくんのおじいちゃんのトコに
あずけられてる。
中か屋さんがいそがしいんだって。
わたしはまぁくんが大すき。
やさしいし、カッコいいから。
夕方4時ごろ。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
まぁくんがいるおじいちゃんの家のチャイムを
鳴らす。
引き戸式のドアが開く。
「はーい？
あら、Aちゃんじゃない。
ちょっと待っててね。
雅紀ー、Aよー！」
雅「A？上がって良いよ！」
ドタバタとかけ込んできて、
部屋まで一緒に上がる。
おばあちゃんが、
ジュースを持って来てくれて、
ドアがしまって、まぁくんと二人。
雅「A？どうしたの？
また何か言われた？」
『き、兄弟をみなら、えって…』
雅「……」
『お母さんも嫌いで、お父さんも嫌い。
お兄ちゃんも嫌いで、弟も嫌い……。
でも、やっぱり……
雅「自分が一番嫌い？」
私が言い切る前にまぁくんが言う。
コクンと頷く。
雅「A…？
言ったでしょ…？
人は皆、完ぺきじゃないの。
Aは可愛いし、
オレよりも頭が良いし、
オレと一緒にバスケやる位、
運動神経も良いでしょ？
Aはね、求められてる完ぺきが
違うだけ。
ね！宿題、教えて〜！
分かんないトコがあるの！」
『ふふっ、いいよ』
まぁくんには人を笑顔に出来るパワーがある。
いつか、人を虜にする、
アイドルみたいな仕事に就けば良いのに…。
と密かに思ったことは内緒ね。
まぁくん、ありがとう。
やっぱり、大好きです。
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碧-Aoi-(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！ そういうコメントが頂けると、よりやる気が増します！わざわざコメント、ありがとうございました！リクエストがあれば、是非お応えします。小説を読んで下さり、ありがとうございました！引き続き、期待に応えられる文章を書きたいと思います。 (2017年11月13日 16時) (
レス) id: 82c85ec2e4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐大好きでニノちゃんと翔君寄りのオール担当ですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年11月13日 14時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧-Aoi- | 作成日時：2017年11月4日 15時
