ユンギside ページ1
ユンギside
最近はあいつの家に行って、メンバーでワイワイと飯を食った後
戻ってゆっくり飲むのが恒例になっていた
初めはグクも一緒だったり、テヒョン達も来たがっていたけど
いつの間にか自然に、俺ら2人だけの行事みたいなものになって…
正直、うん
すげー楽しみでもあり、大切な時間だ
何気なく、あいつの好みの酒を調べ
ネットで取り寄せたりしてるんだが
この前グクにそれがバレ
「ヒョン…こんなに、マメな人だったんだ。ふうん。Aちゃん、すごいっすね。ヒョンをこんなに虜にするなんて…」
「なっ！ばっ、違ぇーし」
「ふふ。他のヒョン達には言わないから安心してください。あぁ、そう言えば僕欲しいものがあったんだ」
「はいはい、何だよ。良いよ買うから。でもマジであいつらに言うなよ」
「了解っっす」
よりによって1番敵に回したくないマンネに弱みを握られるなんて…
俺、しっかりしろ
そんなこんなで、今回は日本酒を持って行った
『わぁぁーい！日本酒だ』
予想以上に喜んでくれるから、俺もつい顔がほころぶ
しかも今まで日本酒って苦手だと思ってたけど、すげー美味いし！
さすが俺のセレクト←
しかし、この空間マジで幸せだなぁ
なんてしみじみ考えてると、あいつも
『幸せぇ』
なんて言うから、同じ事思ってたんだってすごく嬉しくて
ニヤけるのを悟られないように、
こんなんで幸せなのか？と茶化して聞いてみたんだ
したら、あいつめ！頬を少し赤くして俺を覗き込み
『ユンギは幸せじゃないの？』
なんて聞くからさぁ
素直になったよ、俺も
幸せだ、って言った
したら、あいつ、少し驚いた顔してジーーっと見てくるから
「惚れたの？」
って聞いたら
『うん』
だって！！！！
やべー
心臓止まったかと思った！！！
本当に？って聞こうとしたら…クソッ
あいつ
ニヤリと笑って
『目が細い』
とか言うんだ…
からかわれたのか、俺は…
思わずムッとしてあいつを押し倒したら、まだニヤニヤしながら適当に謝ってくるから
俺の気も知らないで！
って
本当は
本当に
キスするつもり、だった
弄ばれてるのが悔しくて
俺の本当の気持ち知って欲しくて
でも、違うよな。
こんなやり方
もう少しで唇が触れる、というところで我に返ってあいつから離れた
危ね…
無理矢理キスして嫌われたら
泣くわ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬな(プロフ) - ちょなさん» ちょなさん、コメありがとうございます^ ^本当に早くくっつけ！ですよねw亀更新ですが頑張りますっ！ (2017年7月15日 14時) (
レス) id: d4d5a76082 (このIDを非表示/違反報告)
ちょな(プロフ) - 早くゆんぎとくっついてくれーって思いながら読んでます^^更新楽しみにしてます！ (2017年7月13日 21時) (レス) id: ec5cd5275c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬな | 作成日時：2017年5月3日 19時
