SAVE ME (ページ29)

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ユンギside ページ29

ユンギside②

嬉しそうにえおえお♫歌ってるヌナを見てふと、聞きたかった事を聞いてみようと思った
他のメンバーの前じゃ絶対聞けなかったこと

「そういえば」
『ん？はい』
「空港でホソクから服のクリーニング代を渡した時に一緒に紙も、渡されたと思うんですけど…」
『ん？…あ、あぁ！はい。渡されました、ね』
「…あの、で、連絡…何でくれなかったんですか」
『あ～それは…実はカトクした事がなくて…よく分からなかったんです。あとなんか…怖くて？』
「怖い、ってwww」
『ふふふ。いや、ほら、あの時とかあの後、結構テンパってたし。あの、ごめんなさい。でもカトク分からないのは本当で…』
「いや、こっちこそ。すみません…あ、特に深い意味とか無かったんで、あの、気にしないでください。でも、もし、カトク覚えたら連絡くだ「あ！ヒョン達～こんなとこで何してるんすかっ！ぬな、ぬな、ぬなぁ～」

邪魔が入った
ニコニコしたジミンがハートを飛ばしながら、僕も仲間に入れてと寄ってくる

「あー、もう俺らも戻るんだよ。ほらジミナも、行くぞ」
「あ。ダメ。僕モドラナイ…モ、モレルゥ」

走ってトイレに駆け込みながら、僕が戻るまで待っててよ！と叫ぶ

もちろん無視して俺らは先に戻った

部屋に戻るとヌナは近くに寄ってきたジョングクに『ねぇねぇ、君はカトク知ってる？分かる？やってる？できる？』
と聞いていた

いやいや俺に聞けばいいだろーに！

ジョングクは
「えぇ～？僕は何でも知ってますけど、教えてもらいたいですか？高いですよ？」
とか言ってやがる

『あ、お金ならたくさんあるから、ってユンギさんが払います』
は？そこで俺が出てくる？

「うーむ。それは、怖いのでお断りします。でも今なら懇親会割引でタダです」
『わーい。ジョングク先生教えてください』

チッ、Aヌナがそこまで言うなら仕方ないなぁ、と嬉しそうにジョングクが言い、それからあーだこーだとアプリのインストール、使い方などをレクチャーしていた

しばらくして新しいグループの招待の通知がきた。見るとグループ名が

《Aヌナと愉快な仲間たち》

…ダセェ