よんまいめ。 ページ10
そろそろ終わるから、もうちょっとだけ付き合ってください。
さっき、不安なんてなかったって言ったけど、やっぱり嘘でした。
病室って知った時、もうすぐ死ぬんだってわかった時。
怖くて怖くて仕方がありませんでした。
もう、そらるさんと話すことも出来なくなる。
そう考えただけで、不安でいっぱいになりました。
毎日、今日で死ぬんじゃないか。
そらるさんに会えるのは今日で最後なんじゃないか。
そう考えて。
明日死ぬかもしれない。
そんな恐怖で眠れない夜もありました。
でも、そらるさんが抱き締めてくれると、
なぜだか安心出来たのは本当です。
そらるさんが抱きしめてくれている間だけは
時間が止まって、二人だけの世界になった気がして。
この時間が永遠に続けばいいのにな。
そう思ってました。
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ルイ - 凄い感動しました…こういう系の作品大好きです!これからも頑張ってください!! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d5d8162357 (このIDを非表示/違反報告)
狐猫(プロフ) - 感動しました....やばいあとがきがなんかもううんやばいです(語彙力) (2018年10月13日 23時) (レス) id: c7c2f2b2ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流雨 | 作成日時:2018年10月13日 23時