プロポーズ【桃】 ページ22
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pink side
今日は人生で一世一代の大勝負だ。
服装も髪型もバッチリのはず…!
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俺は今日、あいにプロポーズをする。
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最初は近くの海辺のレストランに行って、その後は買い物とかをして、夜ホテルの最上階のビュッフェでご飯を食べて、夜景が見える近くのホテルでプロポーズするんだ。
もう完璧なプランだからね、絶対失敗しない…!!、、、
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って思ってたのに。
『さとみくんご飯は美味しかったし、ホテルの夜景は綺麗だし、今日誕生日とか記念日じゃないのにありがとうね』
さ「良かった喜んでくれて」
『すっごく幸せ!w 本当にありがとうね。あーあこのままずっと起きてたいのに眠気がー!!w 私お風呂行ってくるね』
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デート中もご飯中もホテルに着いてからも緊張しっぱなしで、プロポーズのタイミングを逃してしまった。ホテルについて1日楽しかったねって話をしながら、これからもこんな幸せ続けばいいねとかいってプロポーズする俺の予定が…!!
あいにこの緊張がバレないようにって所にしか意識がなくて、肝心なプロポーズを忘れるとか情けない、、
『さとみくーん!お風呂あがったから次どうぞ。ジャグジーですごい楽しかったw』
プロポーズの事で頭がいっぱいになって思ったより時間が経ってたのに気づかなかった。もう1時間経っていて、あいが風呂からあがったらしい。
「いいホテルだからなw俺もジャグジー楽しんでくるわw」
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風呂の中でも気が気じゃなくてずっとプロポーズの事で頭がいっぱいで、ジャグジーなんて楽しむ暇もなかった。
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さ「風呂あがったよー、
、、あれ?あい?」
ベッドの方ですやすや眠っていた。沢山歩いたし、疲れさせちゃったなと少し後悔した。プロポーズで頭がいっぱいであいの事あんまり見れなかったんだな。
彼女の柔らかい髪を撫でると心地良さそうに俺に擦り寄ってくる。
さ「可愛い、本当に愛しいよ」
あいの全部が好き。この先もずっと一緒にいたい。
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俺は鞄の中から小さな箱を取り出して、寝てるあいの左手の薬指に指輪をはめた。
さ「ねぇ、俺と結婚してよ。幸せにするからさ」
寝ているあいにそう言って俺はあいを抱き締めて眠った。
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朝起きたらびっくりさせるかもだけど、明日になったらまたちゃんと言うよ。
おやすみあい。
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←たばこが好きな君と嫌いな僕【黄】
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りり - コメント失礼します!書き方大好き過ぎます;;リクエストで、莉犬くんと喧嘩して家出するというシチュエーションでお願いしたいです!あと出来ればなんですが莉犬くんは寂しがり屋で涙脆い設定でお願いしたいです!よろしくお願いします🙇♀️ (11月28日 15時) (レス) id: 01230b28b7 (このIDを非表示/違反報告)
いづ@ころりす - 遅くなりましたがありがとうございました! (2022年10月18日 18時) (レス) id: ae985070b4 (このIDを非表示/違反報告)
ビックル(プロフ) - いづさん» リクエストありがとうございます!書かせて頂きます✨ (2022年9月18日 21時) (レス) id: c8a9f542a6 (このIDを非表示/違反報告)
いづ - リクエストですころんくんの彼シャツお願いします! (2022年9月15日 20時) (レス) id: ae985070b4 (このIDを非表示/違反報告)
いづ - めっちゃ好きです! (2022年9月15日 20時) (レス) id: ae985070b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビックル | 作成日時:2022年8月20日 9時