苺色に染まりたい【stpr】

ホスト【水】 ページ3

♡



こ｢あいちゃん、今日も来てくれてありがとう！｣


ニコニコ私の手を握っていう彼は、私の担当のころんくん。今日も爽やかイケメンスマイルが決まってる。


『 ころんくんに会いたくて...、お話も聞いて欲しいことがあるの、！』


こ｢僕もあいちゃんに会いたかった、お話沢山聞くよ｣


優しすぎて沼るわ、ころんくん最高。私の担当しか勝たんっ！！


『ころんくん、今日は私シャンパンタワーしたいんだけどいいかな？』


こ｢まじっ！？何か今日あったっけ？ありがとうあい大好きだよー！！｣


そう言って私を抱きしめる。


ズキンッ


他の子にもそんな事してるのは分かってる。分かってるけど、。私だけ見て欲しい、何て、我儘なのは承知の上だ。


『 ふふっw何も無いけど、何もない日だから入れるのwシャンパンタワーお願いします』


楽しい、ころんくんと居ると。私の事笑わせてくれて、私に好きって言ってくれるころんくんが大好き。


でも、そんなころんくんとそろそろお別れしようと思っている。だから今日シャンパンタワーして、最後楽しもう。


『 ねぇころんくん』


こ｢んー、何ー？｣


シャンパンタワーして、ニコニコなころんくん。


『 ころんくん、私、もう帰る、後、今までお金立て替えて貰ってた分全部今日払って帰るねー』


こ｢え？どしたのありがたいけど...｣


『 バイバイころんくん...！』


手を振ると、またね...って、手を振るころんくん。
またねってwもう来ないのにな...w


歩きながらあの日を思い出す。


、


あの日、ホストの客呼びをしていたころんくんに出会った。


雨____




、





、



仕事も上手くいかなくて、彼氏にも振られた私には、もう何も残っていなかった。そんな中ビシャビシャに濡れる私なんかに、傘を差し出して声をかけてくれた。ホストだと言う事は後から分かった。


あの時のころんくんの優しさは忘れない。

ねぇ、ころんくん




、





、



出会ってくれてありがとう。





♡


blue side


あれからあいちゃんは来なくなった。


切られたのか...。僕はホスト、君の担当。君と僕はお金の繋がりで、それ以上それ以下でもない。


ホストの帰り、ふと駅にいる人に目がいった。
彼女だった。


隣には高身長のイケメン、手を繋いで歩いてる。




、




ねぇあいちゃん。僕初めてあった、あの雨の日から、君の事...





、





、





♡

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