84.呼び出し ページ34
Aside
ある日の放課後、
皆ほとんど部活やら何やらで、人気のなくなった教室
部活始まるまで時間潰してる清水と、
暇してる高木と私の3人で喋ってた
高木「あー、そや3年の佐々木先輩ってわかる?」
「3年生の美人生徒会長、高音の花って言われてる人?」
高木「それや、その高音の花先輩が、侑に告ってたで笑」
「えっ…。」
清水「ちょ、噂やろ?笑(高木のアホ!!!!)」
高木「え?いや、私見てしまってん。放課後昇降口で。…せやけど、最後の方聞こえへんくてな〜明日侑に聞いてみよかな笑」
やっぱモテるよね。侑くん。
私接点多くて浮かれてた…かも。
ガラガラ…
男子「綾瀬Aさんいてますかー?」
清水「またか。(しかもこのタイミングで!)」
「んー?おるよー」
名前も知らない男子生徒のところに行く。
男子「ごめんけど、30分後位に体育館裏に来てくれん?」
「!?…り、リンチ?」
男子「何でやねん!笑 俺の友達が綾瀬さんに言いたいことあんねんて。」
「え!?なにそれ言いたいことって汗 私何かしたかな…」
男子「んー悪いことはしてへんから、それは安心して。…んじゃ、よろしく!」
「えぇ…」
清水「Aさんモテますな〜」
高木「え!?」
清水「アホな高木は反応しない。…また告白やろ笑」
「…。」
清水「ほんなら、私はもうすぐ部活始まるで行くわ。高木Aの後付けないこと!」
高木「げっ、バレた笑 ほな、私も帰るわ〜」
「置いてかないで-。」
清水「ま、頑張りや〜」
ガラガラ…
2人は行ってしまった。
告白かはまだわからないけど、
大体この感じはいつもそう。
名前も知らない人なのに、オッケー出すのも断るのも失礼だなって毎回思ってしまう。
ガラガラ…
清水「あ、言い忘れとったわ。ちゃんと付き合う気がない奴には、ハッキリと断るんやで。
…変な気遣いされる方が、辛いこともあんねんからな。」
「…うん。ありがとう。部活頑張ってね!」
清水「おん。あんたもな」
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PANDA(プロフ) - ちごさんさん» ちごさん コメントありがとうございます!すみません、全然見にきてなくてコメントもらってから随分日にちが空いてしまいました( ; ; )口にガムテープ…彼女は特殊な訓練を受けています(嘘です笑) (2022年9月17日 19時) (レス) @page40 id: 9ccffafd49 (このIDを非表示/違反報告)
ちごさん - おもしろいです。口にガムテープ……(笑) (2022年6月18日 13時) (レス) @page27 id: d565dd2c8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PANDA | 作成日時:2021年10月5日 10時