隣は俺がええ。宮侑 2

75.自販機前 ページ25

Aside





自販機…確かこっちだったっけー…





あ、いた！





「侑くーん？なんか、私の事呼んでたって聞いたけど？」






侑「！？っえ？…だ、誰に！？」




「清水に聞いたよ？今日の放課後のこととか？？」





角「あー急用を思い出した〜」(棒読み)

治「せやな〜」(棒読み)

銀「ほな、俺たちは行くで〜」(棒読み)




侑「おい！お前ら、置いてくなっ」ボソ





「侑くん？？」




侑「…あー、用事忘れてもうた。大したことやなかったで、すまんな来てくれたんに。」




「何だそれ笑 まーでも、侑くんと喋りたい気分だったからいいよー」





侑「えっ…//ちょ、それはずるいて…」ﾎﾞｿ




休み時間の度、真木君が教室に遊びに来てくれる。普通に嬉しいけど、何かモヤモヤする。






「今日全然喋れてないじゃん！」





侑「なんか最近仲良いやつ出来たみたいやな。」





「何で不機嫌なの笑、ヤキモチか！笑」







侑「そう……かもな。」






「素直だね笑 キュンときたよ笑」





侑「そりゃ良かったわ。」





「放課後のデート楽しみだね〜笑
昨日インスタでそこのカフェ見てたんだけど、全部美味しそうなの！」




侑「デートて…言ってええんか？」





「え？…だめなの？コンビニはデートでカフェはダメ…どういうルール！？」





侑「さっきあの男にデートとか言うな言うてたやろ？」




「あー、そう言うことか…」

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