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俺は今、杯戸中央病院に来ている。
蘭のお母さんが虫垂炎にかかってしまって、お見舞いに来たのだ。
「あれ?毛利先生じゃないですか!
何してるんです?
どこか具合でも悪いんですか?」
「ちょっと女房がな...」
おっちゃんと安室さんが話をしている中、話しかけられた。
「あれ?コナンくんっ!!
こんなところでどうしたの?
お風邪をひいちゃったのかな..?」
瀬川さんだ。
「う、ううん!
蘭姉ちゃんのお母さんが...」
「あら、そうなの?
お大事にって伝えてね...」
こっちはこっちで説明をするハメになってしまった。
バーボンのことについて考えたいのに、少しでも不思議な行動をとったら瀬川さんに【殺られる】気がしてならない。
「3!2!1!」
後ろで小さな男の子がエレベーターのカウントダウンを行っているようだ。
「ゼロー!!!!」
「「!?!?」」
...なんだ?
瀬川さんと安室さん、二人して、エレベーターの方へ向き直った。
「ん?どうかしたか?」
「いえ__」
おっちゃんも不思議に思ったようで、安室さんに聞いている。
「...ねぇ、美咲お姉さん。
どうかしたの?」
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作者名:#CANDY | 作成日時:2018年1月6日 18時