日本に命を捧げて【名探偵コナン】 (ページ18)

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東條、完全復活。

「今日は死神の任務がある。
また夜には戻るが、失礼する」

私は一度警察庁に入ったが、挨拶をしてまた出ることになった。

「上手くやれよ」

降谷も丁度任務に行くところだったみたいだ。

「ん、降谷こそ
ヘマしてNOCだってバレるなよ」

「俺はそんなヘマをしない。
お前こそ心配だよ」

「そんな心配不要だな。
もうそろそろ行かないといけない。」

私は軽口を叩きながらも降谷と別れ、車に乗りこんだ。

「そういえば、昼飯はどうしようか」

私は考えながら車を走らせた。
少しヘマをしてしまった。時間を間違えていたのだ。

夕方からの呼び出しだったのに、昼頃に出てしまった。

仕方がないから車をパーキングに停め、近くを歩くことにした。

「ふむ、どこがいいかな...」

ブラブラと歩いていると、【ポアロ】と言う店を見つけた。

「ポアロ、か...」

私は興味本位で入ってみた。

「いらっしゃいませ〜...!!?」

そこには降谷が居た。

「ど、どうもこんにちは！」

なんとか瀬川美咲に切り替え、挨拶をした。
瀬川美咲はオドオドしているけれど、元気な女の子。演じろ、"私"

「はい、こ...こんにちは
1名様ですか？どうぞお好きな席へ」

降谷の顔がひきつっている。
わざとじゃないんだよ、お前が悪いんだ

「ご、ご注文はお決まりでしょうか」

店員の女性に聞こえないよう、私は言った。

「おい、降谷
そんなじゃあの女性に気付かれるぞ」

「うるさい、どうして
お前がこの店に！そして降谷と呼ぶな」

「悪い、名前はなんだったかな」

「安室だ！安室透！」

「あぁ、そうか」

「安室さーん!!」

二人で小声で話していると、小さな小学生がたくさん来た。

「あぁ、みんな。
こんにちは、どうしたのかな？」

降谷は安室透に戻り、小学生と話している。

「ねぇ、お姉さん＿＿」

すると、一人の少年がこちらに向かってきた。

「...あら、どうしたの？
Small detective((小さな探偵))さん？」

Small detective((小さな探偵))の顔がひきつり、降谷が驚いたようにこちらを見ていた。