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鬼ごっこしましょう ページ10




最年少の世話に忙しいママは、森まで来る事はない。
予想通り、姿を現したのはシスタークローネだった。
「楽しそうね、鬼ごっこ。私も混ぜて!」
媚びた声を出すシスター・クローネに、正気かこいつ、と思った。常識的な意味で。
子供の遊びに大人が乱入して圧勝しようとするのは、どう考えても非常識だ。

が、子供の遊びに痕跡やら癖やらが出てくるこちらもかなり非常識ではあるか、と考えを改める。
そうだ、考えてみれば非常識でも何でもない。圧勝なんて、3人がさせるはずないのだから。
「勝負の時間は20分、私が鬼よ。みんな、逃げ切ってね。」
にんまりと笑みを浮かべるシスター・クローネは、負けるなんて考えてもみないのだろうと思った。

ひとまず、シスター・クローネから離れて先ほどノーマンから受けたアドバイス通りに逃げる。
こんな付け焼き刃では長くは通用しないが、木に登って通用するのも私より身体能力が劣る相手のみ。

3人ほど優秀ではない私は、残念ながら開始早々……否、開始前から既に詰みだ。
頭でも体力でも負けているのに勝ち目などない……───私には。

様々な形にくり抜かれた葉っぱをひとしきり弄んだ後、ぐちゃぐちゃに破り捨てる。そして、声を張り上げた。
「変な葉っぱは罠だよ、シスター・クローネに捕まっちゃうよぉー!」


・→←考えがある



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設定タグ:約束のネバーランド , 約ネバ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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ツイステ怖い - 作者さん、あなた様ならできます。続きをどうかお願いします。表現の豊かさに脱帽です。もっと読みたいです。どうかお願いします。(骨折相当痛かったんですね) (2020年6月2日 21時) (レス) id: 1cb56e4b11 (このIDを非表示/違反報告)
白子黒子(プロフ) - なぁさん» ありがとうございます!頑張って続編書きますので、そちらもよろしくお願いします! (2020年3月21日 15時) (レス) id: 5bfad2b21a (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - とても面白いです!これからも頑張ってください。続編楽しみにしてます (2020年3月21日 1時) (レス) id: 9381ef374c (このIDを非表示/違反報告)
白子黒子(プロフ) - 夏終朝凪さん» ありがとうございます!続編も楽しんでいただけるよう頑張りますね! (2020年3月14日 15時) (レス) id: 5bfad2b21a (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 面白いです!続編も楽しみにしてますね!m(_ _)m (2020年3月14日 8時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白子黒子 | 作成日時:2019年3月2日 15時

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