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やはり気になってしまって、数日後私は1人でなんばに来てしまった。
戎橋、通称ひっかけ橋の上で彼の姿を探す。
この前声をかけられた男の子にお店ぐらい聞いておくんだったと後悔しながらも、冬空の中何十分もそこにいた。
「あ。」
「ちょっとすいませんお姉さん
ってあれ？興味、ある感じっすか？」
この前のえっと確か…
「タク…ヤくん？」
「え！もしかして、お店来てもらったことありましたっけ？」
「ううん、前ここで声かけられてたまたま名前聞いちゃって」
「よかった…
あ。お客様の名前と顔覚えてなかったらめっちゃ怒られるんすよ、だからよかったって。」
そりゃ人の顔も覚えられないくらい多くの人に声をかけてるんだろう。
だけど今は、彼に覚えられてなかったことは好都合だった。
「そうなんだ。あ、紛らわしいことしちゃって、ごめんね？」
「いや、謝らんとってくださいっ！
そんなこと、キョウさんに知られたら俺」
突然とび出てきた彼と思われる名前。
「あの、キョウさんって…？」
知らないふうを装って、尋ねる。
私が探してると知ったら怪しまれるかもしれないから。
「うちの店のナンバーワンです。
東京から移ってきてもうすぐ2年、ずっとトップなんですよね。」
2年前？
私たちが別れたあとか…
そして、私が今の彼と付き合い始めた時期と偶然にも一致していた。
「へぇ…ところでお店って。」
「あぁ！ごめんなさい！これ、俺の名刺です。」
そう言って渡された長方形のボール紙。
驚いた。
それは、ほとんど目星を付けていた彼がかつて居た新宿の系列店ではなかったから。
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コロ - ヤバイです。素敵な作品でみいってしまうというか、、、すごく感動しました！こんな神作始めてです！ (2020年5月15日 21時) (
レス) id: b14fc19f6c (このIDを非表示/違反報告)
那都(プロフ) - とても面白かったです！大晴くん推しなので、くっついてくれて嬉しかったです！1つ気になるのですが、あのオーナーは誰を想定していたんですか？私の中では室くんだったんですが、、教えて頂けたら嬉しいです！ (2019年11月25日 22時) (レス) id: c96a99fffa (このIDを非表示/違反報告)
はらへり - わぁぁぁ！気になります気になります！前回の作品に続いて応援しています！楽しみにしています(^ ^) (2019年6月12日 18時) (レス) id: aacee0baab (このIDを非表示/違反報告)
純鈴(プロフ) - 凄い面白いです！これからの展開にドキドキしてます。更新頑張ってください。待ってます！！ (2019年5月28日 23時) (レス) id: f70ff81fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2019年5月19日 20時
