またいつか逢えたなら (ページ2)

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樹side ページ2

やばいやばいやばい

完全寝坊した！

もー今日は転校生が来るのに！

リュックにスマホだの財布だの色々入れて青いジャージに着替える

家から学校が歩いて10分の所にあってよかった

母「樹ー？おくれるわよー？」

樹「はーい！」

急いで顔を洗って歯を磨く

お弁当を持って外に出るとまぁ学校から近いからかなりの数の生徒たちが歩いている

女子「じゅったんだー！」

樹「おはよ〜せめて先生ってつけろ〜」

たぶん舐められてる

男子「樹おっはー」

樹「だから先生ってつけろよー！」

走りながらつっこむ

体育教師なだけあって体力には自信があった

少しはぁはぁしながら職員室のドアを開ける

樹「おはようございます」

校長「田中先生やっときましたねもう転校生の子が来ているので奥の部屋に行ってください」

職員室の奥には生徒指導室と保護者からのクレーム対応なんかをする部屋がある

何気に入るの初めて

樹「おはようございます転校生の子だよね？担任の田中樹ですよろしくね」

大我「初めまして今日からお世話になる京本大我ですよろしくお願いします田中先生」

樹「ふはっありがとう田中先生って呼んでくれて俺他の子たちにじゅったんとか呼ばれてるから先生って呼んでもらうのめっちゃ久しぶり」

そしたらクスッと笑って

大我「樹先生が親しみやすいんじゃないですか？」

って言った

樹「そっか〜親しみやすいのかじゃあそろそろ教室行こっか京本くんいや京本くんだと距離あるからな大我って呼ぶわ」

大我「呼び捨てで呼ばれたこと無かったから嬉しいなぁ〜」

ぼそっと呟いた大我

樹「じゃあ呼ばれたら入ってきてね」

大我「はい！」

樹「席つけ〜今日は転校生が来てるから出欠確認とか全部飛ばすわ静かにしてろよ入ってきてー」

シーンって効果音が着きそうなほど静かになったクラスのやつら

ガラッ

大我「今日からお世話になる京本大我ですよろしくお願いします」

ザワっ

女子「え？待ってめっちゃかわいい」

男子「やっば！めっちゃ綺麗」

大我「えっと．．．好きなことは歌うことで好きな食べ物はトマトです」

かわいいかよ！

樹「ってことで仲良くしてあげろよー大我の席はーどこがいいかな」

ジェシー「はいはいはいはいはーい！俺の隣あいてる！」

うるせーな！‪w

樹「わかったわかったちょっと黙って‪wじゃああのうるさいやつの隣ね」

ジェシーなら仲良くなれるか