病弱なあいつの日記帳 (ページ5)

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大貴side ページ5

クラス分けの表の前にはたくさんの生徒

あいにく俺は普通より身長が小さくて見えない

だから裕翔と圭人に見にいってもらってる

裕翔「大ちゃ～ん！ちねーん！おんなじクラスだったよ～！」

圭人「山田君も！今年もみんな一緒だよ！」

山田君に伝えにいかないと

うちの学校はクラス分けの表が貼られているすぐ近くに保健室があるから本当に便利

知念「山田君に報告しに行こ！」

圭人「うん！」

元気になってるかな？

ガラッ

裕翔「山田君！山田君と俺たち一緒のクラスだったよ！」

圭人「具合どう？よかったら一緒に教室行こう？」

山田「えっと...あっありがとう！一緒に行きたいな」

めっちゃかわいいんだけど！

首コテンってしてイスに座ってるから上目遣いになってるし！

自分のカバンを持って立とうとしたらなぜかチャックが開いていて中のものがバサバサーって落ちてきた

手伝ってあげてたら日記帳って書いてあるノートを見つけた

有岡「日記帳？」

山田「ありがとう手伝ってくれてこの日記は毎日書いてるんだじゃなきゃ日記帳って言わないか」

有岡「そっか～じゃあ行こっか」

山田「うん！」