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数回しか話したことのないクラスメイトの名字をしていてくれたことに、少し驚いた。
わたしの存在が彼の中にあったことに。
「 なに？ 」
わたしは左側にいる彼に視線を送る。
スニョンくんは頬杖をついてわたしを見ていた。
HS「 下の名前、なんてゆーの？ 」
まさか、そんな質問をされると思ってなかったから、返事がドキマギしてしまった。
「 A、だけど 」
HS「 ふ〜ん、、A、ね。まあ、そんなイメージだな 」
、、、どんなよ。
彼は自分の中で話を完結させたらしく、わたしから視線を逸らして前を向くと、携帯をいじり始める。
もう完璧にわたしには興味をなくしたよう。
ああ、やっぱりスニョンくんは苦手だ。
彼のこういったテンポがわたしには合わない。
でも、それならそれでいい。
隣の席になったのは驚いたけど、だからといって仲良くしなければならないわけでもない。
１年のときと同じ、ただのクラスメイトとして過ごせばいいだけの、、、
HS「 俺さ 」
「 、、え？ 」
突然、スニョンくんが声を発した。
視線は相変わらず携帯のままだが、彼はその体勢のまま言った。
HS「 結構その名前好きかも 」
そして、チラッと横目でわたしを見て、頬をゆるませる。
HS「 次の席替えまでよろしくな、A 」
想像もしてなかったできごと。
たった数分、、いや、数秒前のわたしが絶対にないと断言してもいいような未来。
「 う、うん。よろしく 」
単純かもしれないけど、そんな些細なことで、わたしの心の中にあるなにかが変化をはじめたのだった。
スニョンくんとほんの少しでも、、
今までより仲良くなれたらいいなって。
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ゆづ(プロフ) - ありがとうございます、見つかりました！！お話楽しみにしてます！ (2021年8月28日 9時) (
レス) id: 3d2808c43c (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ゆづさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！Twitterのアカウントですが、ユーザー名を変更したため、ynn08__で検索をお願い致します！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: dbd2cbc56c (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - 初めまして！スニョンにキュンキュンしながら読ませてもらってます！ Twitterでアカウント検索させて頂いたのですが、出てきませんでした、、、何度も検索したんですけど出てこなくて汗 087n___であってますか？？？ (2021年8月24日 20時) (レス) id: 3d2808c43c (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - きょんさん» ありがとうございます(*´ `*) (2021年7月28日 1時) (レス) id: dbd2cbc56c (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 返信有難うございますm(_ _)m見落としていました...フォローしに行きますね( ´∀｀) (2021年7月28日 0時) (レス) id: 19a71aa983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作成日時：2021年1月12日 10時
