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『 ３・２・１、、』
カウントダウンが聞こえてくる。
なのにスニョンくんはわたしから目を逸らそうとしない。
カシャっとシャッターが切られて、わたしはようやく答えた。
「 秘密 」
まだ言えない。だからそう誤魔化した。
すると彼は探るようにわたしの瞳を見つめる。
けどその顔を曇らせたかと思えば、視線をカメラに向けた。
そして、ひと言。
HS「 それじゃ俺が前に進めない 」
意味深すぎる発言。
知りたくて、だけど聞けないでいると、スニョンくんがいつも通りの彼に戻る。
HS「 A、次全身だってよ 」
「 あ、うん 」
スニョンくんに腕を引かれ後ろに下がる。
作り笑いの笑顔の下に複雑な気持ちを隠して、今日という日を、今というこの一瞬を、一枚のシートに残した。
結局、スニョンくんの言葉の意味は聞けないまま、わたしたちはゲームセンターの前出別れた。
帰り際のスニョンくんはいつものスニョンくんで、もしかしたらさっきの彼の発言は聞き間違いだったのかもと思ったり、、
半分に切り取られたプリクラには、わたしとスニョンくん。
ちりばめられた笑顔の中、ひとつだけ雰囲気のちがうプリクラをわたしは眺める。
真剣な表情で見つめ合うわたしたちの姿。
ねえ、スニョンくん。
わたしが勇気を出していれば、何かが変わったの？
わたしを見るスニョンくんの横顔は、怖いくらい綺麗だった。
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ゆづ(プロフ) - ありがとうございます、見つかりました！！お話楽しみにしてます！ (2021年8月28日 9時) (
レス) id: 3d2808c43c (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ゆづさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！Twitterのアカウントですが、ユーザー名を変更したため、ynn08__で検索をお願い致します！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: dbd2cbc56c (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - 初めまして！スニョンにキュンキュンしながら読ませてもらってます！ Twitterでアカウント検索させて頂いたのですが、出てきませんでした、、、何度も検索したんですけど出てこなくて汗 087n___であってますか？？？ (2021年8月24日 20時) (レス) id: 3d2808c43c (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - きょんさん» ありがとうございます(*´ `*) (2021年7月28日 1時) (レス) id: dbd2cbc56c (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 返信有難うございますm(_ _)m見落としていました...フォローしに行きますね( ´∀｀) (2021年7月28日 0時) (レス) id: 19a71aa983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作成日時：2021年1月12日 10時
