episode.4 ページ6
貴女side.
「あ、えと……失礼します…。」
知らない方(おそらくSnowManのメンバーさん)の視線を感じて緊張をする私と、爽やかイケメン。
事前に調べたところではメンバーは9人。
そして今回の企画的に佐久間さんではない。
阿「まさか出演してくれるとは思わなくて俺もびっくりです。あ、俺は阿部亮平です、今日はよろしくお願いします。」
「神崎Aです、全然よろしくされるようなやつではないのですが…よろしくお願いします…！」
阿「ふふ、なにそれ。まぁまだメンバー全然来てないからゆっくり座ってて下さい。…何か飲みます？」
どーぞ、と差し出されたコーヒーと阿部さんを交互に眺めると不思議そうにコテッと小首をかしげる阿部さん。………あざといとはこういうことか、なんとも可愛らしい方だ。そしてとても話しやすい。
「テレビはそんなに見ていなくて、実はSnowManの皆さんもあまり知らないと言いますか…、佐久間さんはすごく印象に残ってるんですけど……。」
阿「えぇ、そうなの？俺も結構クイズ番組とか出てるんだけど…」
「クイズ番組…阿部さんてとても頭いいんですね！」
歳が近いのもあってかいつのまにか阿部さんの敬語は外れてて、なんともフランクな空気になって来たところに他のメンバーさんがぞろぞろとやってきて再び緊張が場を支配する。
渡「阿部ちゃんいきなりナンパしてたの？」
阿「いやどう考えてもしてねぇだろ。」
見渡す限りのイケメン達に緊張しすぎて言葉が出ない私を怪訝そうに思ったのか1番近くにいた方が気を遣ってくれたのか、
向「えーなに？緊張しとるん？神崎さんやったっけ、別にいつも通りでええねんで！！」
「緊張しますよ、みなさんとってもかっこいいですから。」
深「聞いた！？今俺の事イケメンだって！！」
阿「はい、2人とも黙って。」
がやがやと騒ぐ皆さんを他所に1人ずつ自己紹介をされやっと企画の説明が始まり、どうやら私の出番は佐久間さんが問題をクリア出来なければなし、という事らしい。
どうせなら佐久間さんともお話ししてみたいからクリアして欲しい。
頑張れ、佐久間さん。
なんて考えてる内に撮影が始まると声をかけられて、各々移動し始める。
「なんだかこちらまでドキドキしてきました。」
そう呟いた私の声に、
阿「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。出番ギリギリまで俺が隣にいるし。」
ね？と目線を合わせて笑った阿部さんに何処か懐かしさを感じた。
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ぴの(プロフ) - 更新楽しみにしています。 (9月21日 22時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - ぴのさん» ぴのさん、コメントありがとうございます…！ゆっくり、ゆっくりと阿部ちゃんと近づけたく思ってますので温かく見守って頂けますと幸いです。 (9月21日 22時) (レス) @page15 id: 0984604825 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、続ききになってます。 あべちゃんとヒロインの今後の関わりがたのしみです。 (9月21日 20時) (レス) @page14 id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼 | 作成日時：2023年9月18日 22時
