ちょっとした小話。 ＊読まなくても大丈夫です ページ22
本編とは全く関係ありません！！
あと数年前のYouTubeのネタ使ってます、それでもいいよって方のみどうぞ。
＊付き合ってる設定(阿部side.)の短編です。
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貴「亮平くん、これやってほしい。」
オフの2人で過ごす1日。
俺の自宅のソファに寝転がりスマホを眺めていたAが突拍子もなく呟いた。
ゆっくり休みたいだろうと気遣ってくれる彼女に甘え、お互いが各々好きな様に過ごす時間。ちなみに俺は明日のクイズ番組に向けて勉強中。
「Aのお願いなら…」
いつも見ている恋愛ドラマのシチュエーションかと軽く画面を覗くと見知った顔が勢揃い。
"超甘酸っぱい告白セリフ対決！"
いつぞやにやったYouTube企画の題名。
ていうか今これ見てるの？なんて疑問に思ったが、気まぐれな彼女にそんなことは関係なし。するりと俺の隣に座るAが俺に詰め寄る。
「そんな急に言われても恥ずいし…、てか動画で言ってるからよくない？」
とか上手くかわそうにも、
貴「亮平くん本人から聞くから意味があるの。
おうちで待ってるにゃん、ってやってくれないの？」
(顔ちかっ……。)
小首を傾げてお願いしてくるAにめっぽう弱いのを本人は知ってるのかいないのか。
結局折れてしまう俺も大概だ。
「もー…1回だけだからね…？」
貴「はーいっ！」
張り切ってなぜか正座したAに向き直り、深呼吸をして口を開く。
「こ、この洗顔一緒に使わない？おうちで待ってるにゃん…。」
しん、と静まり返るリビング。そして一言も話さない彼女。恥ずかしくてじわじわと頬を染める俺。
この状況でポーズまでしっかり決めた俺を誰か褒めてほしい。2人きりの時にこんな事をするなんて羞恥以外の何でもない。
しばしの沈黙の後今まで黙っていたAがわなわなと肩を揺らして顔をあげた。
貴「〜〜〜っ、亮平くんやっぱ可愛いー！！」
「おわっ、ちょっ…急に抱きつくなって！」
勢いよく飛びついてきたAにバランスを崩して床に倒れ込んだが間一髪で彼女を抱き留める。さらさらの髪が首元に当たってくすぐったい。
貴「亮平くんが可愛すぎるのでちゅーしていいですか。」
可愛い可愛い、とひとしきり連呼したAからの言葉に今度は俺が主導権を握る番。
「だーめ。ちゅーするのは俺が先。」
なんてカッコつけてキスしたけど、
本当はAが可愛すぎて我慢できなかったからとか絶対に言ってやんない。
作者から。 ＊読まなくても大丈夫です→←episode.19
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ぴの(プロフ) - 更新楽しみにしています。 (9月21日 22時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - ぴのさん» ぴのさん、コメントありがとうございます…！ゆっくり、ゆっくりと阿部ちゃんと近づけたく思ってますので温かく見守って頂けますと幸いです。 (9月21日 22時) (レス) @page15 id: 0984604825 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、続ききになってます。 あべちゃんとヒロインの今後の関わりがたのしみです。 (9月21日 20時) (レス) @page14 id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼 | 作成日時：2023年9月18日 22時
