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「いっつもそうやって自分で解決するよな。
Aは本当大人だから、全部自分で終わらせるじゃん。」
もしかして佑都、怒ってる？
私全然大人じゃないよ。全然。
「けどさ、たまには俺から言わせてよ。」
「え？」
「俺は、Aの彼氏なんだって。
俺はただのサッカー選手なんじゃない。
Aの中にいる俺はただの一般人なんだよ。」
「Aと話してる時が、本当の俺。
Aのこと好きなのが、本当の俺なんだ。」
佑都は怒ってなかった。
私のことを考えてくれてた。
こうやってちゃんと想いを伝えてくれる佑都が私は大好き。
でもやっぱり最後は‘いっかぁ’で終わっちゃうよ。
だって、佑都のことが好きな私が本当の私だから。
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作者名：アルパカ | 作成日時：2013年2月15日 21時
