二千年経っても貴方をpart13

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アニ「人類を救うためにエレンを殺しに行くの？」

ミ「殺さない

遠くに行ったエレンを連れ戻す
私は…ただそれだけ」


アニ「…ところで

マフラーはもう巻いてないの？」


少し寂しくなった首元を見ながらアニは聞く

ミ「…持ってるけど、今は…巻いてない」



















ア「無茶ですよ、まだ寝ていなきゃ」

リ「…まだ寝てろだと？

これ以上寝てたらお前ら俺の存在を忘れちまうだろうが
…それよか…骨折の熱とかで寝込んでた

クソ髭女の意識が戻った
エレンの行き先を吐かせるぞ」

ア「…はい」


ピ「私も…

やることがないので…」







ガチャ

あなた「！リヴァイさん！？」

ハ「リヴァイ…！もう大丈夫なの？」

リ「あぁ」

Aとハンジはアルミンに支えられて入ってきたリヴァイに驚いた

あなた「大丈夫なわけないです…！
まだ傷の塞がりも安定してないのに…！！

いくら貴方がアッカーマンでも…！」

リ「じゃあ、ただ見ていろと？」


あなた「！」

リ「…俺はジークを殺す

あいつとの約束を果たすために戦う」

あなた「…」


リ「ただでは死ねない」

あなた「…」


ハ「そうだね、リヴァイ

ゆっくり座って一緒に聞こう
エレンの居場所を」


皆はイェレナに目を向ける


イ「…」


イェレナは一息おいて話し出した

















　


イ『世界連合艦隊がパラディ島制圧に乗り出すとすれば
このカリファ軍港に集結するはずです』

地図を指差しそう言うイェレナ


イ『レベリオ襲撃後…
およそ1ヶ月の猶予を与え連合軍をここに集結させた後、
ジークとの接触を果たし始祖の巨人を2人で手中に収め
「地鳴らし」を限定的に発動

シガンシナ区外壁分の巨人、数百体で
連合軍は問題なく撃退できるはずです』


エ『…敵の攻撃目標はそれだけか？

それで何十年もパラディ島は手出しされないのか？』

イ『戦艦を失った国は財政破綻まで追い込まれます

主要国のすべてがそうなれば十分すぎる打撃となるでしょう』


エ『…』

エレンの鋭い眼光がイェレナを貫く


イ『…強いて言えば、マーレ大陸南の山脈にある砦

飛行船の研究基地が少しだけ気になります』


エ『…』

















イ「おそらくそこが…

エレンの第二攻撃目標」


ピ「スラトア要塞…

確かに…少しでも始祖の巨人に攻撃できる可能性がある兵器の存在を知っていれば…」


イ「カリファ軍港の次に向かうでしょう

飛行船を潰しに」


あなた「…」

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