二千年経っても貴方をpart13

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リ「先にジークを殺しちまえば「地鳴らし」は止まるんじゃないのか？」


ア「…確かに…そうかもしれません…」

リ「確証はないが、ハンジはそう予想した」


ピ「それもジークの位置がわからないんじゃ…」

リ「探すしかねぇだろ、あの骨の中から
獣のクソ野郎を…」

あなた「…」


リ「ジークは
俺が仕留める

力を…貸してくれ」


あなた「…リヴァイさん」

ジャ「兵長…

もちろんです…
この飛行艇を飛ばすために仲間を大勢殺しました…

あれを…無意味な殺戮にするわけにはいけません」

コ「！」


ジャ「すべては…「地鳴らし」を止めるため

俺は何だってやります」


ラ「ジャン…」


コ「…俺は、サムエルとダズを撃ち殺して…

知ってる顔をめちゃくちゃに切り刻んだ」

ア「…」


コ「裏切り者って言われながら…
世界を救うためだって、言い聞かせて…

なぁ…ライナー」

ラ「！」


コ「お前も…ベルトルトも…アニも…辛かったよな…」

ラ「！…もう、贖うこともできない罪だ…

残りの人類を救ったって…一生、自分を許すことはできないだろう」

ミ「…」


コ「ッ」

ラ「だから…まぁ、せめて

残りの人類を救おうぜ…」

ライナーはコニーの肩に手を置いた
コニーはライナーの手に自分の手を乗せる

コ「……そうだな、ライナー

贖うことができなくても
とにかく…やるしかねぇよな…」


ジャ「…そうだ

俺達は同じだ…ライナー」

ラ「！」


ジャ「お前を責める資格なんて無かったんだ…俺は

人を救うため人殺しになった…」


ラ「…あぁ…


レベリオ襲撃の夜に…
エレンと同じことを言われた」


あなた「！」

ラ「俺は…
エレンの考えてることが少し、わかる気がする…

エレンは…俺たちに止めてほしいんじゃないのか？」



あなた「！…ぁ」

ミ「……どういうこと？」

ラ「イヤ…そう思うってだけなんだが…」


ア「ずっと…疑問に思ってた

エレンは…すべての巨人とエルディア人に影響を与えることができる
なのに、僕らは変わりなく巨人の力を使えるままだ」

ピ「…エレンは意図的に我々を放任してるってこと？」


ア「そう…自由にやらせてる

まるで…僕達がどうするのかを試すみたいに」

ミ「どうして…？「地鳴らし」を止められるかもしれないのに？」

あなた「…もしかしたら、」

ミ「！」

あなた「エレンは…それが目的なのかも…しれない…」

ア「…！」

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