柚木兄弟と雪兎 (ページ41)

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第三十六ノ怪ページ41

～翌日～

寧「Aー！！おはよー！手伝ってほしいことがあるの！！」

貴『あ、おはよ！わかった！何すればいいの？』

寧「あのね、図書室で探してほしいものがあるの…」

貴『んー、わかったよー！じゃ、図書室行こか！』

in図書室

貴『んー…ないなー…ﾊｧ』

モブ「あれ？A様だ(ﾎﾞｿｯ)」

モブ「今日も美しいなー(ﾎﾞｿｯ)」

モブ「A様困ってるじゃないか、助けてこなきゃ！」

モブ「そうだな…(ﾎﾞｿｯ)A様！何かお困りでしょうk…？「あれ？A様！お困りですか？お手伝い致しますよﾆｺｯ」…先越された( ˙-˙ )」

貴『あら？ありがたいね！今ね、本を探してるの！よければ探してくださる？』

？「わかりました、その代わり────ｸｽｯ」

貴『…わかったわ』

～数分後～

？「A様、お探しのものはこちらですか？」

貴『えぇ、ありがとうﾆｺｯでは、後ほど…』

？「お役に立てて嬉しいです。はい、また後で」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

貴『あー、この喋り方結構疲れるんだよなー…人気者は大変だな←』

寧「あ、いたいた！例の捜し物は見つかった？」

貴『見つかったよ、はい』

寧々「あ、ありがとぉ～！！」

貴『いえいえw』

？「あなた達、七不思議に興味があるの？」

寧「ま、まぁそんな感じですね(苦笑)」

？「花子さん…猫みたいな子よね」

寧「えっ」

？「ﾆｬﾝﾆｬﾝ」

寧「ねこ…？」

？「気まぐれでワガママで甘えたさん、あなたの所もそう？」

貴『(こいつ、何者だ…！？なんで、あまねのことを…まさかっ！？)』

寧「あ、あなたの名前は！！」

？「まだ教えれないの、私はここで失礼するわね」

貴『待ちな、あんたのとこの名前を教えてちょうだい』

？「あら、先輩に向かってその口は何かしら」

貴『残念ながら僕のが先輩だよw』

？「そんな口、二度と聞けなくなるわよ」

貴『僕はそんなことどーだっていーの、あんたのとこの名前を教えて』

？「あなたに教える義理はないの、だから教えないわ」

寧「(何？何のこと？)」

？「何回聞かれても言う気は無いわ、これで失礼するわ」

ﾊﾞﾀﾝｯ

貴『くそっ、待ちやがれ！！』