柚木兄弟と雪兎 (ページ39)

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第三十四ノ怪ページ39

貴『輝、そんな怖い顔してたらかっこいい顔が台無しだよ？(ﾎﾞｿｯ)』

輝「…///(ｶｧｧ…)」

光「輝兄、どうしたの？顔が赤いよ？」

輝「いいいいや、なんでもないぞ…！戻ろうか、二人ともﾁﾗｯ」

貴『(ｸｽｯ)』

～翌日～

光「(授業をサボってでも、輝兄を説得させる…！！)」

～数分後～

光「(いや、めっちゃ怪しい…)」

花「何やってんの？ﾋｮｺｯ」

光「テメーが、悪いことしてないかカンシだよ！！」

花「わぉお！情熱的ぃー！」

光「いいからその風呂敷貸せ！」

・定期入れ
・弁当箱
・教科書
・ノート
・ハニワ
…etc

光「と、盗品…」

花「誤解だよｼﾞｯ」

ﾋｮｺｯ

花「勿怪が持って来ちゃったんだ。ヤシロに噂は変えてもらったけど…どうにも手癖の悪さは直らなくてね。だから貴重品っぽいものはこうして俺が集めて持ち主に返してるってわけ」

勿(すまぬ)

勿(しかしぬすみはたのしい)

勿(ゆかいゆかい)

勿(やめられぬ)

光「お前らなぁ…(苦笑)」

ﾋｮｺｯ

貴『やほー！後輩くんとあまね！』

光＆花「(ﾋﾞｸｯ)！？！」

貴『勿怪だぁー！可愛いー！！！』

勿(A様だぁー！.*･ﾟ)

貴『あ、そーだった！あの高い建物のところになんか引っ掛かってたよ？』

花「俺も見つけたよ。それを今から取りに行くとこ」

貴『あ、そーだったんだー』

in高い建物←すみません、名前が分からなかったのでw

光「ふんっ！！ぐぐぐぐっ」

花「オーライ、オーライ。もうちょい右ー」

光「テメー…重すぎなんだよｯ…！」

貴『じゃ、あまね。僕と交代しよ！僕軽いからw』

花「えー、軽いのは否定出来ないけどさぁー」

～選手交代～

光「せ、先輩！失礼します！ﾋｮｲｯ」

貴『よいしょっ！あ、あったあった！』

光「(待て待て！この角度だったら先輩のアレが見えてしまうっ…！)」

花「少年ずるーい！！」

貴『あと、もう少し────ｽﾞﾙｯ…え？』

ﾋｭｰﾝ…

光「せ、先輩！！」

花「白杖代！！ﾋｭﾝｯよいしょっ！」

貴『あ、あまね！お、重いから下ろした方がいいよ！？』

光「せ、先輩！すみませんっ！！オレが油断したせいで…」

貴『気にしないで？ﾆｺｯ』