柚木兄弟と雪兎 (ページ22)

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第十九ノ怪ページ22

貴(あの二人の間には入れなさそう…むしろ邪魔したら行けない気がする…先にミサキ階段に行くか)

貴『寧々、ちょっと用事思い出したから先帰るね((ｺｿｯ))』

寧「今からミサキ階段行くとこだったのに！Aもいてくれたら助かるんだけどなー…ま、用事あるなら仕方ないわね！じゃあね！」

貴『バイバイ…』

in階段

貴(────、あなたはそんなことしないはず…何があったの…)

ﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯ

貴『よいしょっ、4番目ー』

ﾊﾟﾁｬﾝ

貴『はやいうちに済ませないと…あまねたちが来るからね』

ﾄｯﾄｯﾄｯ

貴『────、流石にこれはやりすぎだよ』

ﾇｩー…

貴『ﾋﾞｸｯに、人形か…wやっぱりここは慣れないねー…』

？「────…」

？「────…」

？「────…す！」

貴『だ、誰かいるの…？ﾊｯまさか────…！』

ﾋﾟﾁｬﾝ

貴『(や、やばい)』

？「何か音しなかった？」

？「き、気のせいですよ…！」

？「怪異だったりしてw」

貴『(あまね達だ…！もう来たの…！？)ｻﾞｯ』

あ「あれ？A、何してるの？」

寧「帰ったんじゃなかったの！？」

光「あ、A先輩！？」

貴『(ど、どうしよ～！！まさかバレるとは…)』

花「何か言いたそうな顔してるね★さて、どんな言い訳を言うのかな～w」

貴『(こいつ心を読んだのか！？恐ろしやー恐ろしやー…)』

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

寧「で、電話？」

光「せ、先輩」

寧「ｶﾞﾁｬも、もしもし！あの、あなたは…？」

？「…あたし────」