柚木兄弟と雪兎 (ページ15)

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第十四ノ怪ページ15

光「ワケのわかんねぇこと言いやがって…待て！ﾀﾞｯ」

花「ﾋｮｲ」

光「ちょこまかと…！」

花「ﾌｯ…ねぇその手痛くないの？」

光「！！ﾄﾞｯ！ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ」

貴『あまね…』

寧「A、大丈夫…？」

貴『うん…！大丈夫だ…よ…ｶﾞｸﾝ』

寧「A！死んじゃやだよ…！(泣)」

花「！？少年、君の負けだ。ﾄﾞｶｯ」

光「ｸﾞﾌｯ…おのれ…」

寧「花子くん！Aが…(泣)」

花「A、俺の為にありがとﾋｮｲねぇヤシロ、ヤシロは人殺しでも仲良く出来る？」

寧「そ…」

花「ﾆｺｯなーんつって、冗談冗談ｽｯ…Aをありがとね。その少年はこのままでダイジョーブだよ。また来たところで俺を祓えやしないだろうし…賑やかなのは大歓迎だ、まぁ…近々もっと賑やかになりそーだけどね」

in保健室

花「Aごめん…俺が油断したせいで…ｸﾞｯ…(泣)」

貴『ﾊﾟﾁｯあま…ね…？大丈夫…な…の？あ…まね、泣いて…た…の…？』

花「A…！！ごめん…！俺が油断したせいでこんなひどい怪我を…」

貴『謝らな…い…で？こん…な…の…怪我の…うちに…入らない…よﾍﾆｬｧ』

花「でもｯ…！！」

ｷﾞｭｯ

貴『大丈…夫…落ち…着い…て？僕は…生…きてる…から…』

花「…ｸﾞｯ(泣)」

貴『あ…まね…の…おか…げ…だよ…また…助けて…く…れた…なん…か…足引っ…張ってば…かり…だよね…僕…』

花「そんなことない…！！Aは充分頑張ってくれた…ﾆｺｯありがとう…」

貴『…！！へへっ…なん…か…照れ…る…nｶﾞｸﾝ』

花「だから今はゆっくり休んでね…？ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」